【解説】
木村城跡は,竹原小早川氏が本拠とした山城跡である。小早川氏は,鎌倉時代の初め(13世紀前半)沼田庄の地頭職をえて相模国の本拠から西遷し,承久3年(1221)に起こった承久の変の後に,竹原小早川家が創設され,正嘉2年(1258),茂平の次子政景が都宇・竹原庄に分立した。さらに応仁の乱(1467~77)後は惣領家をしのぐ勢力となり,13代隆景のとき沼田本家を相続し,本拠を沼田高山城に移した。
城跡は,本丸,二の丸,三の丸など12以上の郭からなり,井戸,土塁跡なども残っている。北側は,末宗川,西側は賀茂川に狭まれた天然の要害となっている。
名称 | 木村城跡 | |
---|---|---|
よみがな | きむらじょうあと | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 史跡 | |
種類 | ||
所在地 | 竹原市新庄町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和48年3月28日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○JR「竹原駅」から「西条方面行」バスで「小早川」下車,西へ約800m ○JR「竹原駅」から北へ約7km ○山陽自動車道「河内I.C」から南へ約8km |
|
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |