【解説】
神谷川上流右岸の平地にむけて傾斜する比高約20mの丘陵端に位置し,現在品治別(ほんじわけ)神社の境内となる。縄文時代早期(約9,000~6,000年前)の押型文土器と細石器を出土した遺跡として知られているが,かなり大型の礫(れき)をふくむ包含層で,丘陵上手から二次的に堆積した可能性が高い。
縄文時代の遺物は,山形・楕円・格子目の押型文土器,撚糸文土器,無文厚手土器ならびにそれに伴う石鏃(せきぞく)など縄文時代早期中葉のものが中心である。
縄文時代以前の遺物としては,サヌカイト製の細石核・細石刃ならびに小型のナイフ形石が少量伴出するようで,旧石器時代終末(約20,000~12,000年前)およびそれ以降の過度的様相を示すといえる。
名称 | 宮脇石器時代遺跡 | |
---|---|---|
よみがな | みやわきせっきじだいいせき | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 史跡 | |
種類 | ||
所在地 | 福山市新市町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和23年9月17日 昭和24年8月2日(名称変更) |
|
構造形式 | 旧石器時代~縄文時代早期 | |
法量 | ||
公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○JR「新市駅」から北へ約5.5km ○「金丸行」バスで「常金農協前」下車,西へ約300m |
|
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |