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広島県の文化財 - 法華経版木(三次市吉舎町)

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【解説】
版木の材質は桜で,室町時代(1333~1572)の製作。
収蔵場所は,能引寺と言われる禅宗寺院跡で,南天山城主和智信濃守の開基による仏通寺末黄梅院の支配であったという。永禄9年(1566)小早川隆景が仏通寺に法華経版木を寄進しているが,現在仏通寺には当該版木はなく,あるいは隆景寄進の版木が門末の能引寺に移されたものかとも考えられる。
檜村国郡志書出張によると,この版木は鎮守の四王殿に納められ,この版木が村を出ると異変があると記しており,文政年間(1818~1829)以前のかなり前から同寺に所蔵していたと思われる。

名称 法華経版木
よみがな ほけきょうはんぎ
指定 県指定
種別 重要文化財
種類 典籍
所在地 三次市吉舎町
員数 61枚
指定年月日 昭和50年9月19日
構造形式 版木,材質桜
法量 縦25cm,横90cm前後,厚さ2.4~3cm,
刻字面/縦22.5cm,横60cm(30行)と70cm(35行)
公開状況 3枚は吉舎歴史民俗資料館で常設展示
残りは常時公開はしていない
交通案内 ○JR「吉舎駅」から南へ約1km
関連施設 名称 吉舎歴史民俗資料館
開館時間 10時~17時
休館日 月曜日,12月28日~1月4日
入館料 無料
所在地 三次市吉舎町
電話番号 0824‐43‐4400
交通案内  

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