【解説】
平安時代末期から鎌倉時代(12世紀後半~14世紀前半)にかけて製作された舎利容器である。通常の五輪塔と異なり,火輪と水輪の間に円筒状の部分が作られており,むしろ宝塔を意識したデザインと言える。水輪部内部に舎利を納める円筒とその蓋がある。蓮華座など各所に細かな細工が施され,洗練された美しさを感じさせる。
光明坊は鎌倉時代以来の古刹であり,西大寺流律宗の影響が伝わる。
名称 | 金銅製有頸五輪塔形舎利塔 | |
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よみがな | こんどうせいゆうけいごりんとうがたしゃりとう | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 工芸品 | |
所在地 | 尾道市瀬戸田町 | |
員数 | 1基 | |
指定年月日 | 平成8年9月30日 | |
構造形式 | 銅造,鍍金 | |
法量 | 総高6.45cm,舎利容器高2.2cm | |
公開状況 | 広島県立歴史博物館に寄託 | |
交通案内 | ○JR「福山駅」から西へ約400m | |
関連施設 | 名称 | 広島県立歴史博物館 |
開館時間 | 9時~17時(入館は16時30分まで) | |
休館日 | 月曜日(休日の場合は開館),12月28日~1月4日 | |
入館料 | 一般290円(220円),大学生210円(160円),高校生以下は無料 ※( )は20人以上の団体,企画展・特別展は別料金 |
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所在地 | 福山市西町二丁目 | |
電話番号 | 084-931-2513 | |
交通案内 | ○JR「福山駅」から西へ約400m |