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広島県の文化財 - 樽床・八幡山村生活用具および民家

樽床・八幡山村生活用具および民家

【解説】
ダム建設により湖底に没した樽床地域で昭和32年(1957)に収集された民具を中心に,本郷八幡の民具を補足した,総数479点の生活用具で,芸北山地の生活の特色を示す資料である。このため収蔵庫を建てるとともに民家を移築して町立民俗博物館としている。
ミヤマカンスゲで編んだ蓑やぼうし,雪中用のはきものは寒冷な高原の環境を示している。また,飢饉に備えたヒエ俵,ワラビの根から澱粉をしぼったふね,トチの実のからをつぶしたヘシなどは食生活を示している。
紡織の道具は,糸をひき,はたを織りかけてあるので,用法が理解できる。馬のくつ,伯楽の施療したヤガネは,農閑期たたらに砂鉄を運んだ当時をしのばせる。
民家は,ダムの水没地から移築したもので,江戸時代の天明年間(1781~1789)頃の建築と言われる。中世の書院造りの中門にその発生をみて,雪国の農家建築として発達した中門造り(曲り屋)は,明治初年まで北部地域に普遍的であったが,ほとんどなくなっている。中門の部分は,牛馬をつなぐ駄屋,木小屋,便所などに使われ,土壁を使わず縦はめ板で構成し日本の古い民家に共通するものである。

名称 樽床・八幡山村生活用具および民家
(生活に関するもの247点)
家具28点
燈火用具25点
調理用具64点
飲食用具62点
服装品68点
(生産に関するもの185点)
農具49点
きこり用具12点
狩猟用具3点
紡織用具77点
畜産用具35点
その他の生産用具9点
(その他のもの47点)
保健衛生用具14点
交易用具9点
運搬用具14点
その他の用具10点
民家1棟
よみがな たるとこやわたさんそんせいかつようぐおよびみんか
指定 国指定
種別 重要有形民俗文化財
種類  
所在地 山県郡北広島町
員数 479点,1棟
指定年月日 昭和34年5月6日
昭和40年6月9日(追加指定,名称変更)
構造形式 民家/中門造,入母屋造,桁行八間,梁間六間,茅葺,天明年間(1781~1789)の建築
法量  
公開状況 開館時間:9時~16時30分
休館日:冬12月~4月,5月~11月の月曜日及び火曜日
入館料:大人300円,高校生以上150円,中学生以下無料
連絡先:北広島町役場芸北支所(0826-35-0111),芸北民俗博物館(0826-37-0048)
交通案内 ○中国自動車道「戸河内I.C」から樽床ダム方面へ約40km
○芸北支所から樽床ダム方面へ約25km
関連施設 名称  
開館時間  
休館日  
入館料  
所在地  
電話番号  
交通案内  

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