【解説】
江戸時代後期の広島の医師,星野良悦(ほしのりょうえつ)が藩許の解剖で得た人骨により,工人原田孝次に模刻させた木製の人体骨格模型である。寛政4年(1792)ごろの製作と推定されている。
寛政10年(1798)江戸で杉田玄白(すぎたげんぱく)・大槻玄沢(おおつきげんたく)ら蘭学者からその精巧さを絶賛され,さらに一軀を作成し寛政12年(1800)幕府の医学館に献上した。
人体の骨格構造を精密に知る機会を与え,江戸時代の医学・蘭学の発達に寄与した点で,医学史上に重要である。
※星野良悦1754~1802,広島の町医者
名称 | 身幹儀(星野木骨) | |
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よみがな | しんかんぎ(ほしのもっこつ) | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 歴史資料 | |
所在地 | 広島市南区霞町 | |
員数 | 1躯 | |
指定年月日 | 平成16年6月8日 | |
構造形式 | 木造,胡粉塗り仕上げ | |
法量 | ||
公開状況 | 非公開 | |
交通案内 | (1)「広島駅前バスのりば」から「大学病院」行きに乗車、終点下車(広島電鉄バス5号線) (2)「横川駅」から「仁保車庫」または「向洋新町」行きに乗車、大学病院南門下車(広島電鉄バス7号線) (3)「西広島駅(己斐)」から「大学病院」行きに乗車、終点下車 (4)「横川駅」(三滝観音)から八丁堀経由「大学病院」行きに乗車、終点下車(広島バス23号線) (5)「横川駅」から比治山トンネル経由「大学病院」行きに乗車、終点下車(広島バス23-1号線) |
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関連施設 | 名称 | 広島大学医学資料館 |
開館時間 | 10時00分~16時00分 | |
休館日 | ||
入館料 | 無料 | |
所在地 | 広島市南区霞町1丁目2番3号 | |
電話番号 | 082-257-5099 | |
交通案内 | (1)「広島駅前バスのりば」から「大学病院」行きに乗車、終点下車(広島電鉄バス5号線) (2)「横川駅」から「仁保車庫」または「向洋新町」行きに乗車、大学病院南門下車(広島電鉄バス7号線) (3)「西広島駅(己斐)」から「大学病院」行きに乗車、終点下車 (4)「横川駅」(三滝観音)から八丁堀経由「大学病院」行きに乗車、終点下車(広島バス23号線) (5)「横川駅」から比治山トンネル経由「大学病院」行きに乗車、終点下車(広島バス23-1号線) |