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広島県の文化財 - 紙本墨書浄土寺文書

紙本墨書浄土寺文書

【解説】
浄土寺に所蔵されている中世文書115通のうちの11通である。浄土寺領因島地頭方年貢注文や足利尊氏寄進状,足利義教御判御教書など,南北朝時代(14世紀)から室町時代前期(15世紀前半)の古文書の一部である。
年貢注文は,浄土寺領因島(因島市)にある中庄・重井庄・三津庄地頭方の建武4年(1337)の年貢数量の注進状で,文中の年貢の中に千六百六十五俵三斗五升六合(八百三十二石八斗六升五合)にのぼる多量の塩がみられる点が注目される。尊氏寄進状は浄土寺におかれた備後国利生塔に対し,備後得良郷(賀茂郡大和町)の地頭職を寄進するものである。
なお,後醍醐天皇綸旨(りんじ)をはじめとする残る104通は県指定重要文化財である。

名称 紙本墨書浄土寺文書
寺領注文建武四年十月日トアリ1通
尊氏寄進状外9通
よみがな しほんぼくしょじょうどじもんじょ
指定 国指定
種別 重要文化財
種類 典籍
所在地 尾道市東久保町
員数 1巻
指定年月日 明治43年4月20日
構造形式  
法量  
公開状況 浄土寺宝物館に展示(展示替えにより見学できない場合あり)
交通案内 ○JR「尾道駅」から「尾道市内本線東行」バスで「浄土寺下」下車
関連施設 名称 浄土寺宝物館
開館時間 9時~16時30分
※入館希望者は浄土寺に申込
休館日 無休
入館料 400円
所在地 尾道市東久保町
電話番号 0848-37-2361
交通案内 ○JR「尾道駅」から「尾道市内本線東行」バスで「浄土寺下」下車

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