【解説】
紅綾地に鳳凰・桜・雪持笹文を横には反覆した形で,縦には打ち返しの形でならべられ,それが色がわりに織り出されているという唐織としては素朴な形をとったものである。袖先の増幅及びその文様などは江戸時代に盛行する能装束の先駆をなすと見られ,同社に伝来する能装束で,安土桃山時代(1573~1602)の唐織としては特色の強いものである。
名称 | 能装束 紅地鳳凰桜雪持笹文唐織 |
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よみがな | のうしょうぞく | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 工芸品 | |
所在地 | 廿日市市宮島町 | |
員数 | 1領 | |
指定年月日 | 昭和45年5月25日 | |
構造形式 | 唐織 | |
法量 | 身丈138cm,裄65.5cm | |
公開状況 | 厳島神社宝物名品展で一部公開 | |
交通案内 | ○宮島桟橋から南西へ約1km | |
関連施設 | 名称 | 厳島神社宝物館 |
開館時間 | 8時~17時 | |
休館日 | なし | |
入館料 | 一般300円(250円),高校生200円(150円),小・中学生100円(70円) ※( )は50人以上の団体,特別展は別料金 |
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所在地 | 廿日市市宮島町 | |
電話番号 | 0829-44-2020 | |
交通案内 | ○宮島桟橋から南西へ約1km |