【解説】
鎬(しのぎ)造,庵棟で鍛は板目,刃文は大きくのたれ交りに小乱れ交りの磨り上げながら,腰反りの形状を残している。
鎌倉時代末期(14世紀前半)の作である。西談義所西蓮は,筑前国の談議所(裁判所兼役場)に勤めた人で,名を国吉と言い鎌倉時代末期の刀工である。この刀は豊臣秀吉の愛刀であったものを,毛利輝元が得て当社に寄進したものである。拵(こしらえ)は黒漆鞘で天正拵と称される作品中の優品である。
名称 | 刀 銘談議所西蓮 附打刀拵 |
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よみがな | かたな | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 工芸品 | |
所在地 | 廿日市市宮島町 | |
員数 | 1口 | |
指定年月日 | 大正3年4月17日 | |
構造形式 | 鍛え板目,刃文乱れ | |
法量 | 刃長69.4cm,反り2.5cm | |
公開状況 | 厳島神社宝物名品展で一部公開 | |
交通案内 | ○宮島桟橋から南西へ約1km | |
関連施設 | 名称 | 厳島神社宝物館 |
開館時間 | 8時~17時 | |
休館日 | なし | |
入館料 | 一般300円(250円),高校生200円(150円),小・中学生100円(70円) ※( )は50人以上の団体,特別展は別料金 |
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所在地 | 廿日市市宮島町 | |
電話番号 | 0829-44-2020 | |
交通案内 | ○宮島桟橋から南西へ約1km |