【解説】
この太刀は,帯執(おびとり)を欠失しているのは惜しまれるが,「厳島図会」に他の兵庫鎖太刀と区別した書き方をしているところから見て,帯執は七ッ金を用いた革足(かわあし)の太刀であったと思われる。拵(こしらえ)は簡素で,鞘の表裏板金に松喰鶴文(まつくいつるもん)を毛彫(けぼり)にし,その上下に鍍銀(とぎん)の長覆輪をかけている。柄も同様である。鎌倉将軍九条頼嗣(在任1244~1252)の寄進と伝えられる。
名称 | 鍍金長覆輪太刀 | |
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よみがな | ときんちょうふくりんたち | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 工芸品 | |
所在地 | 廿日市市宮島町 | |
員数 | 1口 | |
指定年月日 | 明治32年8月1日 | |
構造形式 | ||
法量 | 総長92.4cm | |
公開状況 | 厳島神社宝物名品展で一部公開 | |
交通案内 | ○宮島桟橋から南西へ約1km | |
関連施設 | 名称 | 厳島神社宝物館 |
開館時間 | 8時~17時 | |
休館日 | なし | |
入館料 | 一般300円(250円),高校生200円(150円),小・中学生100円(70円) ※( )は50人以上の団体,特別展は別料金 |
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所在地 | 廿日市市宮島町 | |
電話番号 | 0829-44-2020 | |
交通案内 | ○宮島桟橋から南西へ約1km |