【解説】
儀杖(ぎじょう)用の太刀で,柄には白の鮫皮をはり,鞘(さや)は茶色がかった朱色木目地塗で,鳳凰とりんどう唐草を表裏に巧みな構図で青貝螺鈿(あおがいらでん)にしている。鞘の足金物,責金,石突金物等は欠失している。鐔(つば)は唐鐔で,葛形の蔓金物をつけ鍍金(ときん)をほどこしている。この飾太刀の伝来及び奉納者はわからないが,平安時代後期(11・12世紀)の風趣豊かな作品である。
名称 | 木地塗螺鈿飾太刀 | |
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よみがな | きぢぬりらでんかざりたち | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 工芸品 | |
所在地 | 廿日市市宮島町 | |
員数 | 1口 | |
指定年月日 | 明治32年8月1日 | |
構造形式 | 束は白鮫の皮を張り,鞘は朱檀地に黒漆塗 | |
法量 | 総長1.03m | |
公開状況 | 厳島神社宝物名品展で一部公開 | |
交通案内 | ○宮島桟橋から南西へ約1km | |
関連施設 | 名称 | 厳島神社宝物館 |
開館時間 | 8時~17時 | |
休館日 | なし | |
入館料 | 一般300円(250円),高校生200円(150円),小・中学生100円(70円) ※( )は50人以上の団体,特別展は別料金 |
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所在地 | 廿日市市宮島町 | |
電話番号 | 0829-44-2020 | |
交通案内 | ○宮島桟橋から南西へ約1km |