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広島県の文化財 - 木造観音菩薩立像

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【解説】
等身の一木彫像で,肩幅広く量感豊かな体躯や翻波(ほんぱ)風の衣文には平安時代初期(9世紀)の余風を伝えてはいるが,総体におだやかさが顕著になっており,10世紀の製作と考えられる。堂々とした風格があり,保存も比較的良く,備南地方の平安古像を代表するすぐれた作品である。
付(つけたり)の菩薩像は本品と一緒に伝世したものであるが,作柄に地方風が強く,この地方の造像傾向の変遷の一端をうかがう遺作として価値がある。11世紀の作と考えられる。

名称 木造観音菩薩立像
附木造観音菩薩立像1躯
よみがな もくぞうかんのんぼさつりゅうぞう
指定 国指定
種別 重要文化財
種類 彫刻
所在地 尾道市向東町
員数 1躯
指定年月日 昭和52年6月11日
構造形式 一木造
法量 像高178.0cm
公開状況 非公開(ただし,開帳は毎年10月10日10時~15時)
交通案内 ○JR「尾道駅」から「尾道市内本線東行」バスで「渡し場通り」下車,尾道渡船向島行フェリー「兼吉」下船,兼吉~古浜線バス「馬場の鼻」下車北へ約300m
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