【解説】
菩薩は如来の境地に達する前の段階にあるもので,具体的には,釈迦の出家する前の太子つまり王子の姿をかたどる。観音菩薩はその菩薩の代表的なもので,更にその中でも聖観音は観音の基本形とも言うべきものである。
十一面観音とともに今は廃寺となり,報恩寺仏像収蔵庫に安置されているこの聖観音立像は,檜材の寄木造で,容姿の優麗温雅な平安時代(794~1191)の作品である。
名称 | 木造聖観音立像 (所在観音堂) |
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よみがな | もくぞうしょうかんのんりゅうぞう | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 彫刻 | |
所在地 | 世羅郡世羅町 | |
員数 | 1躯 | |
指定年月日 | 昭和19年9月5日 | |
構造形式 | 檜材,寄木造 | |
法量 | 像高136cm | |
公開状況 | 随時拝観自由。ただし,個人・団体にかかわらず,拝観許可の申請文書を事前に提出すること。 | |
交通案内 | ○「甲山営業所」から「上下行」バスで「赤屋報恩寺」下車 ○JR「三川駅」から車で10分 |
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関連施設 | 名称 | 廃報恩寺仏像収蔵庫 |
開館時間 | 事前に連絡必要 | |
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | 世羅郡世羅町赤屋 | |
電話番号 | 0847‐22-4646(大田庄歴史館) | |
交通案内 | ○「甲山営業所」から「上下行」バスで「赤屋報恩寺」下車 ○JR「三川駅」から車で10分 |