【解説】
来迎図とは,往生者を浄土へ引接(いんじょう)する阿弥陀等の姿を描いたもので,浄土教の影響により平安時代中期(10・11世紀)以降に盛行した絵画である。
本図は室町時代(1333~1572)の作で,笠後光(かさごこう)を背負った立姿の阿弥陀三尊来迎図である。各尊とも踏割蓮華座(ふみわりれんげざ)に立ち,右斜めから雲に乗って飛来する様を描いており,肉身は金泥塗で,着衣は截金(きりがね)で雷文・七宝文など美しく繊細な装飾を施している。背光は装飾的に真正面から描かれている。
名称 | 絹本紺地金彩弥陀三尊来迎図 | |
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よみがな | けんぽんこんぢきんさいみださんぞんらいごうず | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 絵画 | |
所在地 | 廿日市市宮島町 | |
員数 | 1幀 | |
指定年月日 | 明治32年8月1日 | |
構造形式 | 絹本紺地金彩 | |
法量 | 縦69cm,横36cm | |
公開状況 | 非公開 | |
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