【解説】
江戸時代初期の慶安元年(1648)福山藩主水野勝成によって建てられたと伝えられる。比較的大きいことと備後・安芸地方によくある「余間造り」の平面を持つことを地方的特色としている。正面に千鳥破風・軒唐破風を持った堂々とした江戸時代初期の建築でありながら,室町の風格と桃山彫刻を具備した優秀な蟇股(かえるまた)を備えている。勾欄(こうらん)の擬宝珠(ぎぼし)の刻銘及び文書により慶安元年建立が分かるなど,時代考証の尺度としても価値がある。
名称 | 吉備津神社本殿 | |
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よみがな | きびつじんじゃほんでん | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 建造物 | |
所在地 | 福山市新市町 | |
員数 | 1棟 | |
指定年月日 | 昭和40年5月29日 | |
構造形式 | 桁行七間,梁間四間,入母屋造,向拝付,檜皮葺 | |
法量 | ||
公開状況 | 外観常時公開 内部見学者希望者は,事前に神社社務所(0847‐51‐3395)に連絡必要 |
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交通案内 | ○JR「新市駅」から北へ約1km ○「新市駅前」から「金丸行」バスで「一宮」下車,西へ約300m |
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関連施設 | 名称 | 備後一宮吉備津神社宝物館 |
開館時間 | 事前に連絡必要 | |
休館日 | ||
入館料 | 一般100円,小人50円 | |
所在地 | 福山市新市町大字宮内 | |
電話番号 | 0847-51-3395 | |
交通案内 | ○JR「新市駅」から北へ約1km ○「新市駅前」から「金丸行」バスで「一宮」下車,西へ約300m |