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広島県の文化財 - 太刀 銘 國宗

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【解説】
 鎌倉時代(13世紀)の作品。
 国宗は通称を備前三郎といい,国真の三男と伝える。国宗はこの作のように華やかな丁子刃のものをもって典型作とするが,中には直刃(すぐは)調のもの,小丁子刃のものなどがあって,初二代説がとられる。中には「国宗 備前国住長船正和」銘の直刃のものがあって(東京国立博物館蔵),さらに研究を要するところである。
 この作は華やかな国宗の作風を代表するもので,日光東照宮,鹿児島照国神社の国宗と並んで同工の最高傑作といえるものである。
 (写真・解説は『国宝の刀剣 ―秀吉,家康の愛刀など―』〔ふくやま美術館編,平成20年〕から引用)

名称

太刀 銘 國宗

よみがな たち
指定 国指定
種別 国宝
種類 工芸品
所在地 福山市西町
員数 1口
指定年月日 昭和28年11月14日
構造形式 刃文:重花丁子乱
法量 身長:2尺4寸強(磨上),反り:8分2厘
公開状況 特別展等の際,期間限定で公開
交通案内 ○JR福山駅から西へ約400m
関連施設 名称 ふくやま美術館
開館時間 9時30分~17時
休館日 月曜(祝休日の場合,翌日),年末年始
入館料

所蔵品展:一般300円(20名以上の団体は2割引,高校生以下無料)
特別展:その都度定める料金

所在地 福山市西町
電話番号 084-932-2345
交通案内 ○JR福山駅から西へ約400m

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