○ 日 時 平成24年12月14日(金) 8時50分~12時10分
○ 場 所 廿日市市立地御前小学校周辺
○ 参加者 地御前小学校4年生 45名
県民活動課の職員から,危険な場所と安全な場所を見分ける「キーワード」について説明を受けました。パワーポイント教材の2つの絵を見比べ,どちらが危険でどちらが安全かを考えるクイズでは,教わった「キーワード」を使って説明することができました。
各クラスとも,3つのグループに分かれて学校周辺のエリアを歩きました。
12月の寒い時期ですが,皆元気よく歩きました。初めは素通りしてしまうこともありましたが,「ここはどうかな?」と呼び止められると,事前学習で教わったキーワードを使って,危険か安全かを考えることができるようになりました。フィールドワークの中では,地域の方にインタビューして,普段から危険に思っている場所を教えてもらいました。
学校に戻り,グループごとに,フィールドワークで発見した「安全な場所」と「危険な場所」を書き込んだ地図を作製しました。危険な理由,安全な理由をキーワードを使って説明するのは難しかったようですが,先生や大学生ボランティアのお兄さん,お姉さんからアドバイスを受けながら,それぞれのグループで工夫した地図を作製することができました。
各グループが作製した地図を掲示しながら,発表会を行いました。全員が自分たちが発見した危険な場所や安全な場所について発表しました。
他のグループの人に教えてあげることで,より理解が深められたのではないかと思います。
学校周辺は細い路地が多く,今まで気付かなかった危険な場所にも気付くことができました。そして,キーワードを使って 「安全な場所」や「危険な場所」を見つける力がついたら,場所に応じた行動を取ることも勉強しました。今回歩いたエリアだけでなく,自分の家のまわり,通学路,習い事へ行く道など,どんな場所でもキーワードを使って,危険か安全か考えてみてください。また,今回習ったことを,おうちの人や他の学年の人たちにも教えてあげてくださいね。
今回の活動には,広島文教女子大学から2名,比治山大学から1名の学生ボランティアが協力してくれました。ありがとうございました。