福山大学の学生等から構成されているPACE福山支部から,福山市立山手小学校で実施された地域安全マップづくりについてレポートが届きました。
平成29年1月20日(金) 午前8時50分から午後0時10分まで
福山市立山手小学校 4年生 53名
PACE福山支部 9名
福山市立山手小学校及び周辺地域
事前学習では,講義とクイズ形式により犯罪に遭いそうな危険な場所や,「子ども110番の家」のように万が一の時に逃げ込むことができる安全な場所を見分けることができるキーワードをみんなで学びました。
危険な場所のキーワードは,「見えにくい」「入りやすい」
安全な場所のキーワードは,「見えやすい」「入りにくい」
事前学習の後は,8班に分かれて,学校周辺のフィールドワークを行いました。
それぞれの担当場所で,事前学習で学んだキーワード(「入りやすく」て「見えにくい」)を頼りに,PACE福山支部メンバーの助言などを参考にして,「危険な場所」や「安全な場所」の見分け方を実践し,しっかり身につきました。
学校に戻り,いよいよマップ作製です。
フィールドワークで見つけた「安全な場所」や「危険な場所」を地図にまとめていきます。
見つけた危険な場所がなぜ危険なのかを考えながら,分りやすい地図に仕上げていきました。
最後は,班ごとに完成したマップを掲示して,一人一人が見つけた「安全な場所」「危険な場所」や,危険な場所ではどのようなことに注意したら良いのかについて,自分たちが作製した地図に基づいて発表しました。
今回の山手小学校での地域安全マップ活動では,児童たちは積極的に参加してくれました。
事前学習では,ランチルームで先生方と一緒に学習しました。クイズの時には様々な意見を出してくれました。
また,フィールドワークでは,児童たちは寒い中,集中して熱心に「安全な場所」「危険な場所」を見つけてくれました。
マップ作製時もそれぞれの役割をしっかりとやってくれ,無事に終えることができました。
皆さんはこれから成長していくにつれ,活動範囲が広くなりますが,今回学んだことを忘れず,自分自身で安全な行動がとれるようになってください。