広島市立山田小学校で,1・2年生を対象に「地域安全マップづくり」の理論を取り入れた「防犯教室」を実施しました。
○ 日 時 平成24年5月23日(水曜日) 9時35分~10時20分
○ 場 所 広島市立山田小学校
○ 参加者 1年生 20名
2年生 16名
人は見た目だけで,いい人なのか悪いことをしそうな人なのかを判断することはできません。声かけや誘拐などの犯罪から自分の身を守るためには,不審者などの「人」に注意するだけではなく,「あぶない場所」にできるだけ近づかないことが大切だということを勉強しました。
草むらや建物の影などは,「悪いことをしようとする人が『入りやすく』」,「まわりの人から『見えにくい』」あぶない場所であるということを勉強し,2枚の写真を見比べて,どちらが安全かクイズをしていきました。皆,積極的に手をあげて発表してくれました。
「自分たちが普段遊んでいる山田団地の公園は,金網のフェンスで囲まれているから見えやすくて安全だけど,公園の中にあるトイレは見えにくいからあぶない」ということなども,写真を見ながら確認していきました。
子ども110番の家は,何かあったら助けを求めて逃げ込めるところですが,いざというときは,とにかく近くにいる大人の人に助けを求めることも必要だということもわかりました。
あぶない場所が判断できるようになった後は,
○あぶない場所には,できるだけ近づかない
○あぶない場所に行かないといけないときは,一人で行かずに友達と一緒に行く
○どうしてもあぶない場所に一人で行かないといけないときは,まわりによく注意する
ことが大切です。これから大きくなって,初めていく場所でも,あぶない場所だったときは,適切な行動がとれるようになってください。