「子供の安全な環境づくり」の一環として,広島市立牛田新町小学校において,「指導員養成講座」「地域安全マップづくり」を実施しました。
1月25日(水),教員と保護者を対象として,「地域安全マップづくり」のフィールドワークに先立ち,指導員養成講座を実施しました。
県民活動課員が講師となり,「子供の安全な環境づくり」の意義や重要性,「地域安全マップ」の理論や効果,子供たちへの指導方法等について学びました。
平成29年2月1日(水)午前8時50分から午後0時15分まで
広島市立牛田新町小学校及びその付近
広島市立牛田新町小学校 4年生児童67名,教員・保護者13名
学生ボランティア(比治山大学)13名
学生ボランティアが講師役となり,講義とクイズ形式により事前学習を実施しました。
犯罪に遭いそうな危険な場所のキーワード「見えにくい」「入りやすい」や,「こども110番の家」のように万が一の時に逃げ込むことができる安全な場所の見分け方について,皆で楽しく学びました。
事前学習の後は,12班に分かれて,実際に学校周辺のフィールドワークを行いました。
それぞれの担当場所で,事前学習で学んだキーワードを頼りに,学生ボランティアの助言などを参考にして,「危険な場所」や「安全な場所」の見分け方がしっかり身につきました。
インタビューに協力していただいた地域の方々に「いつも見守ってください。」とお願いしました。
学校に戻り,いよいよマップ作製です。
フィールドワークで見つけた「安全な場所」や「危険な場所」を地図にまとめていきます。
見つけた危険な場所がなぜ危険なのかを考えながら,分りやすい地図に仕上げていきました。
最後は,班ごとに完成したマップを掲示して,一人一人が見つけた「安全な場所」,「危険な場所」や感想などを自分たちが作製した地図を見ながら発表しました。
・ 子供たちと,安全とは何かを考える有意義な半日を過ごさせていただきました。
・ 児童同士が声を掛け合い,協力する姿に本当に感心しました。
・ 事前学習がとても生かされた活動になっており,フィールドワークに出た際の,子供たちがキーワードを意識しながら熱心に危険な場所や安全な場所を探している姿がとても印象的でした。
・ 地域の方々にも「子供の安全な環境づくり」の大切さを考える契機になったのではないかと思います。
・ こうした活動が地域に根差していくよう,社会人になっても,今回の経験を活かしていきたいと思います。
皆さんはこれから成長していくにつれ,活動範囲が広くなります。
危険な場所には近づかないことが基本です。
今回学んだことは,大人になっても大切なことです。
自分自身で安全な行動がとれるようになってください。