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大学生ボランティア研修会を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日2010年5月27日

概要

5月22日(土曜日),広島県庁において大学生ボランティア研修会を開催しました。
凶悪事件の多発など,子どもの安全が危惧されている中,子どもたちの危険回避能力向上のため,地域安全マップづくりを指導できる大学生ボランティアの養成を目的として企画したもので,今回で6回目となりました。

  • 日時 平成22年5月22日(土曜日)10時00分~15時00分
  • 場所 広島県庁 講堂
  • 参加者 広島県内の大学に通う大学生27名(9大学)
  • 指導者 野山 栄一 県民活動課事業調整監 PACE(大学生ボランティアグループ)13名

○ プログラム

 
時刻内容
10時00分 開会
10時10分 事前学習「地域安全マップづくりについて」
11時00分 フィールドワーク
12時10分 休憩
12時50分 地域安全マップ作製
14時10分 発表
14時45分 講評
14時55分 閉会

 ○ 研修会の様子 

 開会のあいさつの後,事業調整監から,地域安全マップづくりについての理論

事業調整監による事前学習風景

事前学習の様子

と,指導者となった場 合のポイントの説明を受けた後,地域安全マップ作製ビデオで,一連の流れを確認しました。

 

 

 

 

 

フィールドワークの様子その1

コインパーキングって安全な場所かな?

フィールドワークでは,4班に分かれ,各班にPACEのメンバーが指導者として付き添い,子どもたちに指導するときのポイントを考えながら,決められた地域の調査を行いました。
事前学習では「入りやすく,見えにくい場所」が危険な場所であることは理解していたものの,実際の現場では様々な条件が混在し,安全な場所なのか,危険な場所なのかの判断に苦労していた班もありました。
また,その地域に住んでいる方に出会うことが少なく,インタビューをする相手を見つけるのに苦労した班もあったようです。

フィールドワークの様子その2

ポイ捨て禁止の張り紙があるよ。

フィールドワークの様子その3

工事現場にも危険な場所があるかも?

マップづくりの様子その1

色紙を使ってのマップづくりは面白いぞ。

  午後からは,調査した場所をマップにしていく作業です。真っ白な模造紙に「安全な場所」や「危険な場所」だと思うポイントを記入していきます。色紙を使ったり,マジックペンを使ったりしてわかりやすいマップとなるよう,班員みんなで楽しく作業しながらも,「子どもたちと一緒にマップづくりをする時には,どのような場所に気づかせればよいか」などとアイデアを出しながら作製しました。

  
  

マップづくりの様子その2

危険な場所って、意外に多いね。

マップづくりの様子その3

  学校の周りに安全な場所が増えるといいね。

マップの完成後,参加者を前に,各班ごとに作製したマップを披露するとともに一人一人の意見や感想を発表しました。大半の参加者がマップづくりを初めて体験したようです。

発表の様子その1

 初めてのマップづくりで緊張しました。

発表の様子その2

  仲間と力を合わせて頑張りました。

完成した地域安全マップ

とても分かりやすい地域安全マップの完成です。

参加した学生は,今日1日の実習ですっかり打ちとけたようで,閉会後には完成したマップを囲んで写真撮影を行う班もありました。
この研修会を受けた大学生の多くは,6月20日(日曜日)に広島市立基町小学校で開催予定の地域安全マップづくりに参加し,小学生と一緒に行うマップづくりを通じて,更に研さんを深めていく予定です。
実践を終えた多くの学生が,今後,地域安全マップの指導者として活躍してくれることを期待しています。

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