県立広島大学と県が連携して,教員等を目指す学生を対象に,「子どもの安全な環境づくりの取組」について,特別講義を行いました。
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地域安全マップづくりという作業は,私は聞いたことがなかった。しかし,教師が「危険だから気をつけなさい。」と言っても,子ども達は真剣に聞きはしないだろう。フィールドワークを行ったり,地図を作ったりする楽しい活動に取り組めば,子ども達は自然と学んでいくだろうし,生活の中で活かしていくこともできるに違いない。危険が増えている中で,最も大切なのは,子ども達自身が危険であることを認識することだろう。今回の地域安全マップづくりは安全教育でとても意味あることだと感じた。様々な学校で行われるべきだと考えた。
知らない場所に行って,犯罪が起こりやすいかどうか判断できる力をつけるために安全マップづくりを行うということが印象的でした。私は,一人暮らしなので実家生よりは防犯に気を付けているつもりですが,実家にいた頃はずっと同じ地域に住んでいたので危険な場所が身の回りにあることすら考えていませんでした。慣れた道や場所が本当は危険な所かもしれないということを知る機会はそうはないので,小学生がやることだなどと思わず自分の防犯意識を高めたいと感じました。
地域安全マップをつくることで,自分の身をきちんと守ろうという気持ちが生まれたり,子どもの頃からこうした勉強をしておくことで大人になったときに犯罪を犯そうという気持ちは生まれないのではないかと思った。今日の講義で考えさせられることが多かった。
小学生自身が,安全マップをつくることで,安全について興味を持つことができ,防犯につながると思うのですばらしい取り組みと思いました。マップの完成後に,保護者や地域の方々もパトロールなどを行って,犯罪を無くし,子どもたちを守っていかなければならないと思います。教育の面でも勉強や学校生活だけでなく,安全教育をきちんと行うことも教師の役割だと思いました。