広島市立口田東小学校では7月11日(土曜日),PTA主催のオリエンテーリングとして,口田小学校周辺を調査するなどして「地域安全マップ」を作製しました。
参加者は1年生から5年生までの児童27名,PTA役員を含む保護者25名で,そのほかに安佐北区青少年健全育成連絡協議会指導員4名がフィールドワークやマップ作製の補助を行いました。
「地域安全マップづくり」行うにあたり,事前に「危険な場所」と「安全な場所」がどの様な場所であるかを学ぶ「事前学習」については,広島県県民活動課員がパワーポイントを使用して行いました。
実際に歩いて「危険な場所」などの調査を行うフィールドワークは4班に分かれて行いました。子どもたちは調査場所である口田東小学校周辺において,マップづくりのキーワードである「入りやすくて,見えにくい場所」を自分たちの目線で調査し,危険な場所を写真におさめたりメモを取ったりしました。
その後のマップ作製では,主催者側があらかじめ準備していた道具や折り紙を使用して,子どもたち自身によるオリジナルのマップを楽しく完成させました。
最後に子どもたちは自分たちが作製した地域安全マップを披露し,気づいたことや苦労した点などを発表し,この日のオリエンテーリングを終了しました。
このマップづくりは午前中で全てを行う工程でしたが,主催者側の準備と数々の工夫により,子どもたちは十分に,そして楽しくマップ作りを体験することができました。
広島市立口田東小学校PTA
会長 古本 和代
『地域安全マップ作り』実施報告とお礼
口田東小学校では,7月11日(土曜日)にオリエンテーリング“地域安全マップ作り”を行いました。
昨年に引き続き2回目の実施となりましたが,今回も,児童とその保護者,そして地域から青少協指導員の方々にも参加をしていただき,事前学習からフィールドワーク,地図作りから発表までを無事行うことができました。
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フィールドワークでは,学校周辺を4グループに分けて行いましたが,子どもたちから「ここは,危ない場所」「ここは,110番の家」といったように,積極的に自分たちの目で探し,そして見つけようと歩いてくれました。
地域の人へのインタビューも子どもたちが行い,色々なお話を聞くことができました。みなさんのお話で,自分たちの住んでいる地域の中に,危険な場所が存在することを改めて知ることもできたようです。
学校の体育館に戻り,地図作りをしましたが,お父さん,お母さん,青少協の方々の大人の協力と,子どもたちも高学年,低学年でそれぞれ自分たちのできる仕事をして,発表までとてもスムーズに進みました。
今回のフィールドワークでは,昨年と同じコースを設定していたのですが,子どもたちが事前に学習した“危険な場所”と“安全な場所”をよく理解し,発見してくれたお陰で,昨年とはまた違った地図を作ることができました。
2回目の参加の子どもたちもおり,昨年と同じことでは楽しんでくれないのでは,と心配もしていましたが,結果,子どもたち自ら,新たなことを学び,発見をしてくれ,「危険な場所には近づかない」力を付けてくれたように思えます。
お忙しい中,今年もご協力をいただきありがとうございました。
![]() 口田東小学校校長先生のお話 | ![]() 事前学習の様子 |
![]() フィールドワークに出発 | ![]() 公園なども調査しました |
![]() マップ作成中です | ![]() みんな楽しそうに作りました |
![]() 最後に発表です | ![]() 全員がそれぞれ感想などを言いました |
![]() 世界でただ一つのオリジナルマップ完成 | |
![]() 主催者側が準備した腕章,冊子などです |