5月30日(土曜日),広島県庁において大学生ボランティア研修会を開催しました。地域安全マップづくりを指導できる大学生ボランティアの養成を目的として企画したものです。
時間 | 内容 |
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10時00分 | 開会 |
10時10分 | 事前学習「地域安全マップづくりについて」 |
11時10分 | フィールドワーク |
12時20分 | 休憩 |
13時00分 | 地域安全マップ作製 |
14時20分 | 発表 |
14時50分 | 閉会 |
15時05分 | 情報交換 |
15時30分 | 終了 |
開会では,竹内 真澄県民活動課長から,「地域安全マップづくりを通して,自分たちが地域に貢献できることを考え,ボランティアに積極的に参加してほしい」とあいさつをしました。その後,新開 政義事業調整監から,地域安全マップづくりについての理論と,指導者となったときのポイントの説明を受けた後,地域安全マップ作製ビデオで,一連の流れを確認しました。
フィールドワークからは,5班に分かれ,班ごとの共同作業を行いました。各班にPACEのメンバーが指導者として付き,子どもたちに指導するときのポイントを考えながら,決められた地域の調査を行いました。その地域に住んでいる方に出会うことが少なく,インタビューする相手を見つけるのに苦労した班もあったようです。
午後からは,調査した場所を地図にしていく作業です。真っ白な模造紙に「安全な場所」や「危険な場所」だと思うポイントを記入していきます。みんなで楽しく作業しながらも,「子どもたちと一緒にマップづくりをする時には,どのような場所に気づかせればよいか」などとアイデアを出しながら作製しました。
マップの完成後,マップを披露するとともに一人ひとりの意見や感想を発表しました。大半の参加者がマップづくりを初めて体験したようです。
最後に,新開事業調整監より,「今日はPACEの方に指導してもらう立場でしたが,今度は自分たちが小学生に教えるときにどう伝えたらよいか,考えてみてほしい」と今後の活動に期待し,閉会しました。
閉会後の情報交換の時間では,今日1日の実習ですっかり打ちとけたようで,完成したマップを囲んでの写真撮影を行う班もありました。
この研修会を受けた大学生と一緒に,東広島市内の小学校で地域安全マップづくりの実習を6月27日(土曜日)に行う予定です。