呉市中央地区の東部22自治会でつくる「第4地区まちづくり委員会」は,平成21年12月6日(日曜日),呉市本通の国道185号線一帯で防犯パレードを行いました。
第4地区では,安心・安全な地域まちづくりを目的に,日ごろから防犯パトロールを行っています。今回,各種団体員が一堂に集結することによって,お互いに気持ちを新たにし,更に結束を図るとともに,広く市民に年末の事件・事故防止を呼びかける目的で,約300人が参加しました。
このパレードはまず各自治会から出発し,本通6丁目交番前で合流しました。ここで呉警察署長が刑法犯認知件数などの現状についてと防犯対策の徹底を訴え,その後地域の安全まちづくりの宣言が行われました。
当日は地元の東畑中学校吹奏楽部も参加し,交番横の空き地で演奏を披露した後,全員で出発しました。通行人にチラシを配付したり,みんなで声を合わせて防犯の呼びかけをしながら同地区内にある長迫公園までパレードを行いました。
長迫公園では「よしゃこい踊り」のアトラクションを楽しんだ後,更に長迫小学校までパレードを続け,最後には温かい豚汁のサービスまでありました。
地元の様々な団体が関わったこのイベントにより,安全・安心なまちづくりは決して気負った活動ではなく,地域コミュニティーを基にした楽しく和やかな取り組みであることを感じました。これからも世代を超えたつながりを持ちながら,気軽に気長に活動を続けていただきたいと思いました。
![]() | 交番前に集合し開会セレモニー |
東畑中学校吹奏楽部の演奏 | |
![]() | 事件・事故防止を呼びかけながらのパレード |
パレードの途中,地元の公園でよしゃこい踊りを楽しむ |