熊野町で,「安全・安心なまちづくりセミナー」を開催し,地域の防犯パトロール隊のメンバー23名が子どもたちの危機回避能力向上に有益な「地域安全マップ」について学びました。セミナーの開会式には,三村裕史熊野町長も出席。あいさつの中で,「本日のセミナーを受講され,更なるパトロールのレベルアップをしていただき,地域の子どもたちの安全・安心のためにご活躍をお願いしたい」と話されました。
○とき 平成24年1月31日(火曜日)13時00分~16時30分
○ところ 熊野東公民館
○参加者 28名(地域の防犯活動に意欲のある方々)
子ども自身の危険回避能力の育成と地域の防犯環境の改善など,地域の安全対策の推進を図る上で効果的な「地域安全マップづくり」を指導・普及できる地域の防犯ボランティアの養成を目的として行いました。
続いて,事前学習に移り,「最近の広島県の治安状況」や「子どもたちへの声掛けの現状」などについて説明を受けた後,地域安全マップの具体的な作製方法についてスライドを見ながら講義を受けました。講義では,私たちの生活に身近な道道や公園,駐車場などで「入りやすく」「見えにくい」をキーワードとして,犯罪の起こりやすい場所を見つける方法の有効性について理解を深めました。
講義の後,3班に分かれ,キーワードを思い出しながら,「危険な場所」「安全な場所」を探して歩きました。フィールドワークを終え,会場に戻り,休む間もなくマップ作りに挑戦。班長を中心に,メンバー全員で話し合いながら「地域安全マップ」を作製しました。
各班とも,写誠に添えるコメントの書き正に苦労しながらも,立派なマップが完成しました。完成後は各班で記念撮影し,班の代表が参加者の前で発表をしました。
今回のセミナーでは,熱心に頷きながら事前学習を聞いている方,最後に質問をされる方などもおられ,大変有意義なものとなりました。
参加者からは,「最初に理論的な話を聞いた後に,実際に自分たちの今住んでいる地域を歩いてみて,「地域安全マップづくり」が,「子どもの安全・安心づくり」に取り組む上で有意義であることが分かり,とても参考になりました。」との感想などもいただきました。
「地域安全マップづくり」などの取組が地域に広がるよう,安全・安心を守る活動を続けていきたいとのことでした。
※ 地域での集まりがありましたら,気軽に声を掛けてください。
可能な限りの支援をさせていただきます。【県民活動課】