広島市立己斐小学校において,地域ボランティアの方や保護者の参加による「地域安全マップづくり」が行われました。
平成29年6月28日(水) 午前8時50分から午後0時20分まで
広島市立己斐小学校 3年生児童 107名
保護者32名,教員
地域ボランティア(己斐小応援隊)11名
広島市立己斐小学校及び周辺地域
事前学習は体育館で実施しました。
講義とクイズ形式により,犯罪にあいそうな危険な場所,「子ども110番の家」のように万が一の時に逃げ込むことができる安全な場所を見分けることができるキーワードをみんなで学びました。
危険な場所のキーワードは,「見えにくい」「入りやすい」
安全な場所のキーワードは,「見えやすい」「入りにくい」
その後,保護者の方や地域ボランティアの方の協力のもと,18班に分かれ,学校周辺のフィールドワークを行いました。
事前学習で学んだキーワード(「入りやすく」て「見えにくい」)を頼りに,皆で「危険な場所」や「安全な場所」を見つけていき,写真に撮ったり,その理由をメモしていったりしました。
学校に戻り,いよいよマップ作製です。
フィールドワークで見つけた「安全な場所」や「危険な場所」の写真を地図に貼り,その理由をふせんに書いていきました。
そして折り紙などでかざりつけ,見やすい地図に仕上げていきました。
最後は完成したマップを掲示して,みんなで見つけた「安全な場所」「危険な場所」,危険な場所ではどのようなことに注意したら良いのかについて,自分たちが作った地図を見ながら発表しました。
今回の地域安全マップづくりでは,天気が少し心配でしたが,フィールドワークの時には雨も降らず,事故もなく活動を終えることができました。
地域ボランティアや保護者の方々の協力があってこそ,今回の「地域安全マップづくり」がうまくいったように,皆さんが安全に登校でき,放課後,安心して公園で遊べるのも,皆さんを見守っていて下さる多くの方々がいるおかげです。
皆さんは成長するにつれ行動範囲も広くなりますが,多くの方々が皆さんを見守ってくださっていることとともに,今回学んだことを忘れず,自分自身で安全な行動がとれるようになって欲しいと思います。