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県立広島大学での「女子学生の安全・安心を守る防犯講座」の実施について

印刷用ページを表示する掲載日2012年5月21日

 全国的に女子学生を狙った連れ去りや性犯罪などの前兆となる声掛け・つきまとい等が増加傾向にあります。
 県立広島大学(三原キャンパス)の新入学生を対象に,安全が危惧されている女子学生の防犯対策を中心テーマとして,先制・予防的に学生自ずからが犯罪に対処する姿勢を身につけてもらうため,県民活動課と県警本部の職員を講師として,「女子学生の安全・安心を守る防犯講座」を実施しました。

 ● 日時

    平成24年5月16日(水曜日)午後11時00分~午後12時00分

 ● 場所

    グリーンピアせとうち(呉市安浦町三津口326-48)

 ● 参加者

    三原キャンパス新入学生192名

犯罪の発生状況と対応の必要性

  

 防犯講座は,講義と実技(護身術)の2部構成で実施しました。

 講義は県民活動課,実技(護身術)は警察本部安全安心推進課が担当しました。

 講義では,県内の治安情勢や女子学生を取り巻く犯罪の発生状況を説明行い,「犯罪者を事前に発見することは難しいので,犯罪の発生が予測される場所に近づかないなど,自分自身でできる最大限の防御をすることが大切です。」との防犯意識の向上を喚起しました。

 実技(護身術)では,まず,学生の方を相手にデモンストレーションを行い,護身術がどんなものか,理解してもらいました。

 腕を引っ張られ,連れ去られそうな場合を想定し,どの場所を引っ張られるかによって変わる,相手の手をほどく動きを見てもらいました。

  使うことがあってはならない護身術ですが,万一のときに備えて,今後とも,この講座で学んだことを振り返ってもらい,友人と護身術の練習を繰り返して,自分の身につくようにしてほしいと指導させていただきました。

 gosinnjutu

 今回の「女子学生の安全・安心を守る防犯講座」は,広島県「『なくそう犯罪』ひろしま新アクションプラン」の行動目標である「子ども・女性を守る」取組の一環として,県立広島大学(三原キャンパス)と広島県及び広島県警察本部が連携して,実施したものです。
 広島県及び広島県警察本部では,今後とも「子ども・女性を犯罪から守る」という取組を強力に推進していくこととしています。
 大学の授業・行事で,こうした講座の開催を企画する際,日程の設定に悩まれることもあろうかと思いますが,学生の防犯意識を高めることが,「子ども・女性を守る」につながります。
 県内の他の大学等でも,「女子学生の安全・安心を守る防犯講座」の開催を希望される場合にはお気軽にご相談ください。【県民活動課】 

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