広島市立広瀬小学校で,4年生のPTC活動として,「地域安全マップづくり」の勉強を行いました。
○ 日 時 平成24年10月17日(水曜日)13時55分~15時40分
○ 場 所 広島市立広瀬小学校周辺
○ 参加者 広瀬小学校4年生児童 31名,保護者 19名
初めに,人は身に着けているものや服装などで,良い人か悪い人かを判断することは難しいので,人にだけ注意するのではなく,犯罪が起こりやすい危険な場所にも注意することが必要だということを学びました。
危険な場所のキーワード「入りやすい,見えにくい」を習った後で,2枚の絵を見比べながら,どちらが危険で,どちらが安全かを考えていきました。
当初は,グループに分かれてフィールドワークに出る予定でしたが,大雨のため,急遽室内でのグループ討議に変更になりました。
グループ討議では,
(1) 「見えにくい」近道と「見えやすい」遠回りの道,どちらを通る?
(2) 公園の公衆トイレを使うときは,どんなことに注意する?
(3) 一人で帰っている時に,車の中から話しかけられたら,どうする?
といった3つのテーマについて,各グループで話しあいました。
この討議には,保護者の方も加わっていただき,子どもたちと一緒に考えていただきました。
最後は,各グループに自分たちの考えを発表してもらいました。普段あまり考えたことはなかったことも,このように皆で話しあうと,いろいろな意見が出て参考になったのではないかと思います。最初に聞いた話を参考に,安全のためにどのように行動したらよいか,皆わかっていたようです。
今回は残念ながら,大雨でフィールドワークができませんでしたが,最後に担任の先生から,「学校の帰り道,キーワードを使って「危険な場所」「安全な場所」を探してみましょう。」とお話がありました。
「危険な場所」,「安全な場所」を見つける力がついたら,場所に応じた適切な行動をとることが大切です。せっかく身につけた力は,皆さんの安全・安心のために,最大限に使っていってください。
いつか,フィールドワークを実施して,みんなの「地域安全マップ」が作れたらいいですね。
今回の活動に協力してくださった大学生ボランティアの皆さん,どうもありがとうございました。
【県民活動課】