平成24年1月21日(土曜日)広島大学東広島キャンパスにおいて,広島県と広島大学教育学部が連携して,「地域安全マップづくり」の実習体験を行いました。これは,本年度6月に実施した特別講義の受講者を対象に,より実践的な能力を身に付けてもらうことを目的として開催したものです。
「地域安全マップづくり」は,子どもの危険回避能力の向上が期待でき,実践的な能力を身に付けることは,今後,教員として子どもに安全教育を行う際に役立つほか,在学中のボランティア活動等にも活用できるもので,今回,小学校教諭等を目指す9名の学生が参加しました。
【スケジュール】
科 目 | 内 容 | |
9時30分~9時50分 (20分) | 留意事項 説明 | 「地域安全マップ」作製上の留意点 |
9時50分~10時50分 (60分) | フィールドワーク | 小グループに分かれて,犯罪が起こりやすい場所などを調査 |
10時50分~11時50分 (90分) | マップ作製 | 調査した犯罪が起こりやすい場所などを地域安全マップとして作製 |
11時50分~12時10分 (20分) | 発表 | 作製した地域安全マップの発表 |
12時10分~12時30分 (20分) | 講評・閉会 |
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【フィールドワーク】
2班に分かれ,「入りやすく,見えにくい」というキーワードをもとに,危険な場所や安全な場所を探したり,街の人にインタビューしながら,実際に大学の周辺を歩いて確認していきました。
【マップ作製】
フィールドワークで調べてきたことを基に,わかりやすく趣向を凝らしたオリジナルマップにまとめていきました。
【発表会】
マップ完成後,班ごとに完成したマップを披露するとともに,一連の活動を通じての感想などを一人一人発表しま
した。
【講評など】
今回の実習を担当された朝倉教授(広島大学大学院教育学研究科)が最後に
・ 講義だけでなく実習を通じて「地域安全マップづくり」を体験することで,自分のものとして習得できたと思う。
・ 学生の皆さんも地域の一員であり,これからの生活の場においても今回の経験を生かして欲しい。また,本日
参加できなかった仲間にも説明の時間を設けるので今日勉強したことを伝えて欲しい。
と話されました。