福山大学の学生で構成されているPACE福山支部が,福山市立東村小学校で「地域安全マップづくり」を行いました。
平成29年10月29日(日) 午前8時45分から午後0時15分まで
福山市立東村小学校 1年生から6年生までの児童 44名
PACE福山支部 13名
福山大学人間文化学部 平教授
福山市立東村小学校及び周辺地域
10月16日(月),東村小学校での「地域安全マップづくり」に先だって,6年生3名が福山大学を訪れました。
工学部や図書館を見学した後,「地域安全マップ」指導者研修を受け,指導者として認定されました。
東村小学校の全校生徒が参加した事前学習では,大学生が「危険な場所」と「安全な場所」のキーワードについて講義した後,先日,指導者研修を受けてくれた6年生がクイズを担当してくれました。
危険な場所のキーワードは,「見えにくい」「入りやすい」
安全な場所のキーワードは,「見えやすい」「入りにくい」
事前学習のあとは,4班に分かれて,学校周辺のフィールドワークを行いました。
ここではボランティアや保護者の方にも御協力いただき,事前学習で学んだキーワード(「入りやすく」て「見えにくい」)やPACE福山支部メンバーの助言などを参考にして,「危険な場所」や「安全な場所」の見分け方をしっかり学べました。
学校に戻り,いよいよマップ作製です。
フィールドワークで見つけた「安全な場所」や「危険な場所」を地図にまとめていきます。
見つけた危険な場所がなぜ危険なのかを考えながら,分りやすい地図に仕上げていきました。
最後は,完成したマップを掲示して,一人一人が見つけた「安全な場所」「危険な場所」や,感想などを自分たちが作製した地図を見ながら発表しました。
東村小学校は毎年活動をさせていただいている学校なので,児童はとても手際よくフィールドワークとマップ作製を行ってくれました。
リーダーである6年生が班長を含めて皆をうまくまとめてくれ,指導する側としてもとても助かりました。
田畑が多く,街灯が少ないというイメージでしたが,「子ども110番の家」は多く,地域の方へのインタビューで「この付近は特に危険な場所はない」という回答があるなど,犯罪が少ない地域だと感じました。
また,保護者の方も多数参加してくださり,地域の愛着心も強い学校だと感じました。