このページの本文へ
ページの先頭です。

大学生防犯ボランティアブラッシュアップ研修会を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日2014年3月7日

  広島県では,「子どもの安全な環境づくり」を推進するために,「地域安全マップづくり」や「子ども防犯教室」を実施しています。
 子どもの防犯教育に関心がある学生,子どもたちの安全のために貢献したいと思っている学生を対象に,県内小学校などで「地域安全マップづくり」や「防犯教室」のサポーターとして活動してもらうための研修会を開催しました。

日時

平成26年3月6日(木曜日) 13時30分から15時まで

参加者

県内5大学25名(県立広島大学,比治山大学,広島市立大学,広島経済大学,福山大学)

内容

〇先進的な取組を行っている大学生による自主的な活動について,事例を発表してもらった上で,大学生が地域と連携して「子どもの安全な環境づくり」を将来にわたって続けていくためには,どうすればいいのかについて,参加者で話し合ってもらい,意見を発表してもらいました。

1 事例発表
 大学生による「地域安全マップづくり」や「防犯ボランティア」活動について,福山大学と広島経済大学の学生の方に事例発表してもらいました。
 福山大学からは,福山大学の学生で構成されたメンバーで独自に地域安全マップづくりの指導を行っている「PACE福山支部」の活動事例を発表してもらいました。
 PACE福山支部は,学校との打ち合わせから準備まで学生が主体的になって実施している団体です。
 広島経済大学からは,興動館「子ども達を守ろう」プロジェクトの活動事例を発表してもらいました。
 大学近隣小学校でのガードボランティア活動を中心に,季節ごとの行事の実施も交え,地域の方々と連携し,子どもたちが安心して暮らせるまちづくりに取り組んでいます。
 両大学の学生による,地域と連携して取り組んでいる活動内容を参考にしていただき,それぞれの大学で特色のある活動に向けて,まずはできるところから始めてみていただければと思います。

01

会場の様子

02

福山大学の発表者

03

広島経済大学の発表者

 2 「子どもの安全な環境づくり」に向けた大学生としての取組
 3つのテーマに沿って,グループに分かれ意見を出し合い,各グループごとに発表してもらいました。
(1)子どもの状況と取組
 「地域安全マップづくり」を行っていく上で,フィールドワークでまちの危険な場所や安全な場所を子どもに発見してもらうことを通じて,子ども自身の犯罪被害からの危険回避能力を高めるためには,小学校といっしょになって,地域がサポートしていく必要があることを認識し,どのように大学生として取り組んでいけばいいのかについて,意見を交換しました。
(2)県の取組との連携
 大学生の自主的な活動をどういったかたちで県による「子どもの安全な環境づくり」の取組と連携していけば,よりよい活動につながっていくのかについて,意見を交換しました。
(3)大学生ボランティアへの参加呼びかけ
 より多くの大学生に参加してもらうには,どのような取組が必要であるかについて,意見を交換しました。

 04

比治山大学の発表者

 05

県立広島大学の発表者

 06

修了証の交付

受講者の意見 

 「地域安全マップづくり」についていえば,フィールドワークは少人数で行うことで教育効果が上がるので,教員とともに,大学生や地域の方々が参加して,子どもをサポートしていくことが必要である。
 そのためには,大人を対象にしたセミナーや大学の授業の中で希望する学生は受講できるようにしてはどうか。また,「地域安全マップづくり」に中学生や高校生もボランティアとして参加することで,世代間交流も図れると思う,といった意見が聞かれました。

おすすめコンテンツ

この記事をシェアする