6月9日(土曜日),広島県庁において「地域安全マップづくり 大学生ボランティア研修会」を開催しました。
これは,凶悪事件の発生など,子どもの安全が危惧されている中,子どもたちの危険回避能力向上のため,地域安全マップづくりを指導できる大学生ボランティアの養成を目的として開催したものです。
今回は,小学校教諭を目指す学生,子どもの安全に係る活動を行っている団体に属する学生など,県内6大学から多くの学生に参加していただき,大変有意義な研修会となりました。
○日 時 平成24年6月9日(土曜日)9時30分~13時20分
○場 所 広島県庁 講堂
○参加者 広島県内の大学に通う大学生(6大学)計47名
○指導者 県民活動課職員
PACE(大学生ボランティアグループ)4名
時刻 | 内容 |
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9時30分 | 開会 |
9時40分 | 講義:事前学習「地域安全マップづくりについて」 |
10時10分 | フィールドワーク |
11時00分 | 地域安全マップ作製 |
12時00分 | 講義:地域安全マップづくりの指導者としての留意事項 |
12時20分 | ボランティア活動体験談 |
12時35分 | グループ討議 |
12時50分 | 発表 |
13時05分 | 講義:ボランティア活動のすすめ |
13時15分 | 閉会 |
開会のあいさつの後,県民活動課職員から,子どもの安全な環境づくりが必要な背景と地域安全マップの理論について,講義がありました。 |
![]() 事前学習の様子 |
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フィールドワークでは,6班に分かれ,子どもたちに指導するときのポイントを班のメンバーと一緒に考えながら,決められた地域の調査を行いました。 |
フィールドワーク後,調査した場所についてマップを作製しました。 「安全な場所」や「危険な場所」な場所をキーワードを使って説明を書いていきました。 色紙を使ったり,マジックペンを使ったりしてわかりやすいマップとなるよう,班員みんなで知恵を出し,楽しく作業しました。さすが大学生です。どのグループも工夫を凝らしたマップが完成しました。 |
![]() 皆で協力して作製しました |
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マップづくりを体験した後,実際に小学生に指導していく際の留意事項等について,講義を受けました。 |
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次に,学生ボランティアの体験談を聞きました。 |
フィールドワーク・マップ作製を行ったメンバーでグループ討議を行いました。 |
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![]() |
グループで討議したことを発表しました。 |
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今回の研修会のまとめとして,「ボランティア活動のすすめ」について講義を受けました。ボランティア活動を通じて,社会人として必要な基礎力を身に着けることができることなどを聞きました。 |
実践を終えた多くの参加者が,今後,地域安全マップの指導者として活躍してくれることを期待しています。