県では,11月2日(土曜日),広島県庁において,「地域安全マップづくり大学生ボランティア研修会」を開催しました。
これは,凶悪事件の発生など,子どもの安全が危惧されている中,子どもたちの危険回避能力の向上と,地域住民の防犯意識の高揚を図る上で効果的な,地域安全マップづくりを指導できる大学生ボランティアの養成を目的として開催したものです。
研修会には,教員を目指す学生,子どもの安全や地域の安全にかかる取組を行っている団体に属して活動中の学生など,県内4大学から多くの学生に参加していただきました。
○ 日 時 平成25年11月2日(土曜日)9時30分~13時00分
○ 場 所 広島県庁 講堂
○ 参加者 広島県内の大学に通う大学生(4大学) 約80名
時刻 | 内容 |
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9時30分 | 開会 |
9時40分 | 講義 ~事前学習 「地域安全マップづくりについて」 |
10時10分 | 講義 ~指導者としての留意事項(小学生に指導する場合) |
10時20分 | 演習 ~フィールドワーク |
11時10分 | 演習 ~地域安全マップ作製 |
12時00分 | 発表準備・グループ討議 |
12時20分 | 発表 |
12時55分 | 閉会 |
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事前学習では,県民活動課職員が,子どもの安全な環境づくりが必要な背景と地域安全マップの理論について,講義を行いました。 |
小グループに分かれ,子どもたちに指導するときのポイントを考えながらフィールドワークを行いました。 |
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フィールドワークで調査した場所についてマップを作製しました。 |
グループで作製したマップの発表をしました。また,子どもの目線で考えていくことの大切さなど,グループで話し合ったことも発表しました。 |
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研修会を参観された比治山大学の上之園先生から,全体を通してのコメントをいただきまいた。 | 参加された大学生のみなさんには,県から修了証をお渡ししました。今後指導者として活躍してくれることを期待しています。 |
地域の安全は行政や警察だけで確保できるものではなく,県民・事業者,ボランティア,関係団体など,多様な主体が協働・連携した取組が必要です。
今回の研修をきっかけとして,それぞれ皆さんのお住まいの地域に目を向けていただき,地域の安全・安心に向けた環境づくり,とりりわけ子どもの安全な環境づくりの取組みに関心を持っていただければと思います。
県では,今後も各小学校などでの出前授業を中心に,「地域安全マップづくり」を行うこととしています。大学生のみなさんが指導者として積極的に参加していただくことを期待しています。
平成25年度小学校出前授業「地域安全マップ」指導員)実施計画
大学生ボランティア(小学校出前授業「地域安全マップ」指導員)募集