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第1回道徳教育推進リーダー養成プログラム

日時

平成20年5月14日(水曜日) 10時00分~16時50分

場所

広島県庁税務庁舎 307会議室他

参加者

・プログラム受講教諭
・関西学院大学研修生
・広島県教育委員会関係者 等 約30名

内容

講話(1)講話資料へ(PDF1MB)

 道徳教育を充実させるための指導計画作成のポイント等について講話を行う。 

講師

指導第三課 道徳教育係 蓮浦顕達 指導主事

内容

講話の様子

『道徳教育の指導計画作成のポイント』
(1)道徳教育,道徳の時間の目標について
(2)道徳教育を充実させる3つのプランについて
・道徳教育の全体計画の作成について
・「道徳の時間」の年間指導計画の作成について
・学級における道徳教育の指導計画の作成について

 

協議

協議の様子
グループ別での協議

本プログラムを受講するにあたって,「指導力向上」,「普及」の観点から,道徳教育推進リーダーとして期待されていることを明確にして,学校や市町の道徳教育推進のリーダーとしての自覚を深める。

 

 

 

 

講話(2)講話資料へ(PDF136KB)

道徳教育の基盤づくりについて具体例を示しながら講話を行う。 

講師

指導第三課 道徳教育係 吉田光範 指導主事

内容

講話の様子

『道徳教育の基盤づくり』

1 学校体制の確立
(1)人間関係の充実
(2)道徳的雰囲気を生み出す環境づくり
(3)指導体制の工夫
(4)保護者や地域の人々との連携

2 道徳担当者の役割

模擬授業

授業者

指導第三課道徳教育係 蓮浦顕達指導主事,吉田光範指導主事

主題名

公徳心(4-(3))

ねらい

 島の「あなたの気持ち」の意味することを考えることを通して,社会の一員としての自覚を持って,公徳を大切にし,よりよき社会の実現に努めようとする態度を育てる。。

資料名

島 耕作 ある朝の出来事(自分を見つめる あかつき 一部改作)

授業の概要

○導入 満員電車に乗車した経験を想起させ,資料への動機付けを行う。

○資料提示 T1が島役,T2が会社員役になり,劇化をしながら場面状況を把握しやすくする。

○展開  資料を通して,「島耕作」と「会社員」の気持ちを考えさせる。
 (1)サラリーマンに反論された時の島耕作の気持ちを考えさせる。
 (2)座る権利を主張した会社員の主張について考えさせる。
 ・会社員の主張について2つのグループに分かれて討議させる。
 (3)島の言う「あなたの気持ち」という意味について考えさせる。(中心発問)
 ・島役と会社員役になり役割演技を行い,考えを深めさせる。

○終末  あるバスの中での出来事について説話をし,本時のねらいとする価値を印象付ける。

協議内容

○ねらいにせまるための発問や表現活動の工夫

講義

講師

関西学院大学教授 横山利弘 先生

演題

『道徳教育推進リーダーに期待すること」

内容

1 研修会をもつときに
(1) 研修会で最も大切なこと 感動のある研修会
(2) 心の本体はよろこび(中江藤樹) 講義の様子
(3) 双方向型の研修会
(4) 具体的であること
(5) 完璧よりも一歩前進を大切に

2 学校の道徳教育を充実させるために
  各学校に3人以上の共感者を作る

3 道徳の授業を充実させるために教師の専門性を高める

4 推進リーダーとしての自己研鑽
 資料をできるだけ沢山読むこと
 授業の基本を身に付けること 

参加者の声

○道徳教育の目標や道徳性,道徳的価値,実践力など,あいまいに捉えていたものを再認識しました。道徳担当者として,指導計画の作成に,中心となって取り組みたいと思います。
○市町の道徳教育推進協議会における道徳教育推進リーダーの役割が大変重要であることを再認識しました。自作資料など教材開発や授業力向上のため実践をしていくことの重要性がわかりました。
○道徳担当者としてだけでなく,人間として,1人の教師として教育活動を進めるにあたって心に留めておかなければならないことがわかりました。教師自身が心を耕し,美を感じられるようにしたいと思います。
○ねらいを教師がしっかり持ち,ねらいに迫るための授業を工夫する大切さを改めて感じました。また,子どもたちの多様な考えを引き出すためにどんな手立てを行うかこれから研修を深めたいと思います。
○推進リーダーの重みを実感しました。しっかりと研修して広めていく力をつけたいと思います。自分自身が研修を進めるという経験がないので不安もありますが,一生懸命がんばります。

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