平成19年6月22日(金曜日) 10時00分~16時50分
竹原市立竹原小学校
・プログラム受講教諭
・竹原市内小中学校道徳教育担当者
・広島県教育委員会関係者 等 約50名
テーマ「道徳の時間の特質と授業づくり」
→講話資料へ(PDF184.0KB)
道徳の時間において,「ねらいにせまる発問」をどのように構成するかについて講話を行う。
指導第三課 道徳教育係
指導主事 山田幸治
『ねらいにせまる発問づくり』
(1)道徳の時間の特質
(2)道徳の時間の発問
(3)資料分析を生かした発問
(4)発問の改善の視点
(5)発問における留意点
→演習資料へ(PDF128.5KB)
ねらいにせまるための資料分析や発問づくりの手法を,演習を通して実践的に身につける。
資料「銀色のシャープペンシル」を活用し,個人で指導展開作成後,グループ協議及び全体発表・協議を行った。
グループ協議 | 全体発表・協議 |
→学習指導案へ(PDF370.5KB)
伊藤 賀世 教諭
第6学年2組 25名
責任を果たす喜び 4-(1)
清美さんが言った言葉を聞いた「ぼく」が考えていたことについて話し合うことを通して,なげやりになりながらも登校班のことを考えていた「ぼく」の班長としての自覚に気付き,自分の役割を自覚し,主体的に責任を果たしていこうとする心情を育てる。
「班長になってよかったな」一部改作 出典「ゆたかな心」(光文書院)
中心発問でワークシートの活用 | 展開後段で作文を紹介 | 板書 |
兵庫教育大学 特任教授
京都市総合教育センター 顧問
小寺正一先生
「道徳の時間の特質と授業づくり」
1 学校における道徳教育
2 「道徳の時間」の特質
(1)計画的,発展的指導
(2)密接な関連で「補充」「深化」「統合」
(3)道徳の時間の目標
3 道徳の時間の授業づくり
(1)学習指導案の項目
(2)主題・ねらい・資料
(3)主題設定の理由
(4)学習指導の基本形(生活→資料→生活)
(5)学習指導課程の構成
4 資料活用
5 道徳の時間の多様な展開
(1)指導形態や指導方法の工夫
(2)学習展開の工夫
○1時間の道徳の授業づくりは,ねらいの明確化がいかに大切なのかよく分かりました。ねらいを明確にすることと資料分析は,密接な関連があるのだということがはっきりしてきました。
○演習の中学校の資料は,とても深いと感じさせられました。自分の弱さを克服し,人間の気高さに気づかせていくということは,大人に近づいた中学生ならではであると感じました。各グループから様々な発問が提案され,ねらいにより異なることが分かりました。
○研究授業は,切り返し発問,児童の意見のまとめ方,ワークシートの活用,板書など,とても参考になりました。授業者の先生の細やかな意図がよくわかり,頭が下がりました。見習いたいです。
○講義では,「道徳の時間」について,分かっているつもりでも,基本的なことが分かっていないということがよく分かりました。端的に説明していただいたので,参考になりました。自校で研修に使わせていただきます。
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