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第8回道徳教育推進リーダー養成プログラム

日時

平成18年12月13日(水曜日) 10時00分~16時50分

場所

広島市立口田中学校

参加者

・プログラム参加教諭
・口田中学校近隣の小中学校教職員
・広島県教育委員会関係者 等 約50名

内容

テーマ「体験活動等を生かした道徳教育」

協議

協議の様子

  「体験活動等を生かした道徳教育」の実践交流を通して,体験活動の効果的な生かし方について学ぶ。

 

 

演習・講話→講話資料へ(PDF78.0KB)

 小学校は「江戸しぐさ」,中学校は「島耕作 ある朝の出来事」の資料で授業を行う場合,模擬体験や表現活動を一部取り入れるとしたら,どのように取り入れるかを考え,体験的な活動を取り入れた道徳の時間の指導について学ぶ。
 その後,体験を生かした道徳の時間の指導について,講話を行う。

講師

指導第三課 道徳教育係  
吉田 光範 指導主事

内容

演習・講話の様子1
「傘かしげ」の体験(小学校)
演習・講話の様子2
劇化で場面を再現(中学校)

『体験を生かした道徳の時間』
1 体験活動と道徳の時間の関連
2 体験を生かした道徳の授業が求められる背景
3 体験を生かした道徳の授業とは
4 体験を生かした道徳の授業展開

 

 

 

 

研究授業及び協議→学習指導案へ(PDF13.1KB)

授業者

松原 千奈美 教諭

学年

第2学年6組 36名

主題名

仕事の意味 4-(5)

ねらい

 自分の仕事が他の人を支え,頼りにされていると筆者が実感した場面を追体験することによって,勤労の意義を理解し,将来、社会の一員としてその発展・向上に貢献しようとする意欲を高める。

資料名

私と移動入浴車(東京都教育委員会「進路指導実践の手引き」より)

研究授業の様子1
資料の読み語り
研究授業の様子2
導入で,事前の体験活動を想起
研究授業の様子3
ワークシートに思いを記述

講義

 講師

広島大学 助教授 朝倉 淳 先生

演題

『体験活動等を生かした道徳教育」

内容

広島大学助教授 朝倉淳先生

はじめに
 研究授業からの学び

1 道徳性と体験の関係
 (1)心と行為はどのように関係するか
 (2)肯定的なサイクルをどのように生み出すか

2 体験活動の構成
 (1)道徳の時間,成功の鍵は
 (2)どんなときによりよい体験が実現するか
 (3)各教科等の学習としての体験活動をどうつくるか

3 体験活動を生かした道徳の時間
 (1)資料と体験をどう関係づけるか
 (2)どのような発問等で体験と関係づけるか

参加者の声

○協議をする中で,体験活動の中の道徳的価値を子どもたちがどうとらえているのかをしっかり見極めて,道徳の時間に生かす手立てを工夫していこうと思いました。
○演習では,道徳の時間の中でどのように体験的な活動を取り入れるのか,実際に他の先生方と動作化を行うことで,実感することが多かったです。やはり,体験することの大切さを感じました。
○研究授業は,明るい子ども達と凛としている松原先生の姿がよかったです。中2という発言が固定化,あるいは人の目が気になり挙手する生徒が少ない中で,意図的指名が効果的でした。子どもの意見をつなぐ授業がしたいです。
○朝倉先生のお話は,ソフトな語り口で的確な指導をしていただいたと思います。特に,どのような発問で体験と関係付けを図るかというお話では,発問の微妙なニュアンスや問いかけ方で,ねらいがずれてしまうことがあることがよくわかりました。同じ失敗を多くしてきたような気がします。 

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