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平成24年度「心の元気!」1000人フォーラム

心の元気

平成24年度
 「心の元気!」1000人フォーラム

1 趣旨

  道徳教育指定校等における取組を県内の小学校,中学校,高等学校,特別支援学校等に普及させ,本県道徳教育の一層の充実を図る。

2 主催

    広島県教育委員会

3 日時

    平成24年8月20日(月曜日) 10時00分~16時30分

4 場所

    広島大学(サタケメモリアルホール他) 〒739-8511 東広島市鏡山一丁目2-2

5 参加者

  県内公立小学校,中学校,高等学校,特別支援学校の道徳教育の推進を主に担当する教師,保護者,教育委員会関係者  約1,000名

6 日程及び内容

    10時00分 開会行事

    10時20分 (1)全体説明

    10時40分 準備

    10時50分 (2)実践発表

    12時00分 昼食・休憩

    13時00分 (3)報告,模擬授業,協議

    14時40分 準備

    15時00分 (4)講演

    16時20分 閉会行事

7 内容

 開会行事

開会あいさつ
開会挨拶広島県教育委員会 教育長 下崎 邦明

(1) 全体説明 

全体説明

  地域における道徳教育推進の意義~小・中・高等学校道徳教育実践研究事業の取組を通して~

   広島県教育委員会 豊かな心育成課 道徳教育係 指導主事 永井 博美 

                         → 資料 (PDFファイル)(254KB) 

(2) 実践発表

 小・中・高等学校道徳教育実践研究事業

【推進地域】 → 資料 (PDFファイル)(693KB)

○「豊かな心と主体的に生きる力を育む道徳教育の創造~かかわりあい ひびきあい 

   高まりあう児童生徒の育成を通して~」 

                                      庄原市立東城中学校区

【推進校】  → 資料 (PDFファイル)(785KB)

○「人間としてのよりよい在り方生き方を求める道徳教育の在り方~主体的に判断し,

  行動できる力を身に付けさせるための教材の開発やプログラムの作成をとおして~」

                                          尾道北高等学校

(3) 報告,模擬授業,協議

■小・中学校,特別支援学校小学部・中学部会
    模擬授業,協議により,新学習指導要領の趣旨を生かした道徳の時間の指導の一層の充実に資するとともに,児童生徒の心に響く指導方法を学ぶ。

 《部会テーマ》
 ○児童生徒の発達の段階や特性等を考慮した指導の工夫

ア.先人の伝記
   資料「和田吉左衛門物語-新たな地を求めて」 
    →配付資料 (PDFファイル)(408KB)

イ.先人の伝記
   資料「武将茶人 -上田宗箇-」
    →配布資料 (PDFファイル)(454KB)

ウ.自然
   資料「700さいの大すぎ」 
    →配付資料 (PDFファイル)(351KB)

エ.自然
   資料「待月」 
    →配付資料 (PDFファイル)(481KB)

オ.伝統と文化
   資料「ジブリ絵職人のアニメ筆」 
    →配付資料 (PDFファイル)(567KB)

カ.伝統と文化
   資料「日本一の琴づくり-こだわりの伝統工芸士 藤田房彦-」 
    →配付資料 (PDFファイル)(481KB)

キ.スポーツ
   資料「今を一生懸命-日本女子体操を支えた池田敬子さん-」 
    →配付資料 (PDFファイル)(517KB)

ク.スポーツ
   資料「心のたすきをつなぐ」 
    →配付資料 (PDFファイル)(401KB)

※「資料ア~ク」 出典:広島県道徳教育指導資料「読み物教材例集・授業展開例集」広島県教育委員会

■高等学校,特別支援学校高等部会
  報告,模擬授業,協議により,高等学校における道徳教育を充実するための知識・方法を得る。
 《部会テーマ》
 ○人間としての在り方生き方についての自覚を促す教育の展開
  ・報告(補助資料) (PDFファイル)                

  ・模擬授業
    資料「背番号10」  
    出典:中学校道徳 読み物資料集 文部科学省 
    →配付資料 (PDFファイル)(1.28MB)

■保護者部会
  情報交流,模擬授業等により,地域全体で道徳教育を推進するための共通理解を図るとともに,学校と家庭や地域社会との一層の連携の充実に資する。
 《部会テーマ》
 ○学校と家庭,地域社会との連携による道徳教育の充実

   ・情報交流

  ・模擬授業
   資料「星野君の2るい打」
   出典:生きる力5 大阪書籍 

    →配付資料 (PDFファイル)(865KB)

(4) 講演

講演(柴原先生)  

    「異校種等との連携を生かした道徳教育の推進 

      ~学校段階における実践的課題と改善の方向~」

                 京都市教育委員会 指導部長 柴原 弘志

                     → 講演資料 (PDFファイル)(490KB)

閉会行事

    閉会あいさつ

    広島県教育委員会 豊かな心育成課長 中村 弘市 

8 資料

「各市町の特色ある取組」

9 参加者アンケート結果

学校関係者(回収率89%)

項目とてもおおむねあまりまったく

 今日のフォーラムは,自校の道徳教育の推進に向けて参考に
なりましたか。

38.0%60.6%1.4%0%
 自校の「道徳の時間」は充実していると思いますか。6.0%76.1%17.7%0.2%

 道徳教育の推進を主に担当する教師(道徳教育推進教師)は,
校務分掌上機能していると思いますか。

7.0%63.3%27.2%2.5%
 自校では,児童生徒に道徳性を育成するための体験活動は充
実していると思いますか。
13.7%61.9%23.9%0.5%
 自校では,家庭・地域社会と連携した道徳教育が進められてい
ると思いますか。
5.9%60.1%32.8%1.2%

gurafu1
<学校関係者 問1~問5 アンケート結果グラフ> 数値の小数第ニ位以下は,四捨五入している

自校の「家庭・地域との連携」の状況についてお聞かせください。はいいいえ
(1) 「道徳の時間」を保護者に公開している。93.0%7.0%
(2) 「道徳の時間」を地域の人々に公開している。72.7%27.3%
(3) 道徳教育について保護者(または地域の人々)と懇談会をもっている。53.4%46.6%
(4) 道徳教育の取組を学校・学年・学級通信やホームページ等で紹介している。72.0%28.0%
(5) 保護者や地域の人々の参加・協力を求めた道徳の授業を行っている。55.1%44.9%
(6) 地域の人々の協力を得て,魅力的な教材を開発している。39.5%60.5%
(7) 道徳性を養う体験活動等を保護者や地域の人々の参加を求めて行っている。68.1%31.9%

fgurafu2
<学校関係者 問6 アンケート結果グラフ> 数値の小数第ニ位以下は,四捨五入している

保護者(回収率50%)

項目とても

おお
むね

あまりまっ
たく
 今日のフォーラムに参加されて,学校で行われている道徳教育について理解いただけましたか。

44.4%

44.4%

11.2%

0%

 現在,子どもたちの道徳性について満足しておられますか。0%55.6%44.4%0%
 保護者として自校の道徳教育にもっとかかわるべきであると思われますか。100%0%0%0%
 学校で行われている「道徳の時間(道徳の授業)」や「心の教育」についての情報は,もっと家庭に届くようにするべきであると思われますか。66.7%33.3%0%0%

gurafu3
<保護者 アンケート結果グラフ> 数値の小数第ニ位以下は,四捨五入している

10 成果と今後に向けて

 学校における道徳教育の一層の充実に向けた継続課題である「道徳教育推進教師の機能化」「家庭・地域との連携」の肯定的評価はそれぞれ70.2%(昨年度比4.2ポイント増),66.0%(昨年度比9.0ポイント増)と昨年度に引き続き増加している。特に,「家庭・地域との連携」の増加が顕著である。                                                                           

 また,「道徳の時間の充実」「体験活動の充実」の肯定的評価についても,それぞれ82.2%(昨年度比8.2ポイント増),75.6%(昨年度比7.6ポイント増)と高い伸びを示している。

 さらに,「家庭・地域との連携」について詳細に見てみると,「家庭・地域に向けた情報発信」「保護者や地域の人々の道徳の授業への参加」「保護者や地域の人々の体験活動等への参加」における状況は,それぞれ72.0%(昨年度比7.0ポイント増),55.1%(昨年度比6.1ポイント増),68.1%(昨年度比7.1ポイント増)と高い伸びを示している。

 これらの結果から,学校と家庭・地域との連携による道徳教育の充実が着実に図られていることが分かる。その要因としては,次のことが考えられる。

○学校において,地域に開かれた教育を積極的に展開しようとする意識が高まってきたこと

○地域教材の開発・活用や道徳教育についての懇談会の実施(53.4%:昨年度比4.4ポイント増〔校種別:小学校66.4%,中学校33.5%〕)等をとおして,学校の道徳教育と家庭や地域社会で進める道徳教育との共通理解が深められてきたこと

○地域全体で,生活習慣や礼儀,社会生活上のモラルを身に付けるなど,道徳性を高める実践活動を推進する体制が整備されてきたこと  など

 今後は,学校及び家庭や地域の実態を踏まえ,地域の教育や文化を共に創り育てるという意識の下,三者が相互連携を図り,よりよい協力体制をつくるといった横(空間軸)のつながりとともに,道徳教育の連続性,一貫性を考える観点から学校間や異校種間の連携の充実を図るといった縦(時間軸)のつながりに一層取り組む必要がある。 

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