資料分析構造図の作成をもとにした教材解釈をすることで,より適切と考えられる基本発問や中心発問を設定することができ,児童自ら道徳的価値を考え,主体的に自覚しようとする姿勢が顕著になってきた。
肯定的指導的評価活動を積極的に取り入れることで,つなぎ発言(類似・追加・疑問・反対等)ができるようになり,児童同士の応答ある授業展開に近づくことができた。また,これらが他の授業にも普及してきた。
多様な資料離れの工夫により,児童が個々の生活を深く見つめられるようになってきた。
「書く」という場の設定により,自分の思いを素直にまとめ,表現する児童が増え,友達の考えにも主体的に耳を傾けるようになってきた。
○ 特に低学年で場面絵を活用し授業展開する過程で,再現構成法の手法が理解できるようになった。
○ 長文の資料を扱う授業では,区切り読みで状況把握を確実にし,心情把握をするとより深まることがわかった。
● 今後も研修を深め,教材解釈等の力量を教師自身がつけていく。
● 発表し合いの域を脱する。(話し合いへ)
● 教師の意識の高まり。
● 多様な指導方法・総合単元的な道徳学習などの研究。
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