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平成17年度道徳教育実践研究指定事業 第4回定例報告会

日時

平成17年7月4日(月曜日) 10時00分~16時30分

場所

広島市立早稲田中学校

参加者

平成17年度道徳教育実践研究指定校新規校の道徳教育推進者
早稲田中学校及び近隣小・中学校の教職員 約60名

内容

テーマ「道徳の時間の特質と授業づくり」      

1 小・中学校別定例報告会及び協議

 水呑小学校資料へ(PDF48.5KB) 三和中学校資料へ(PDF21.8KB)

定例報告会の様子

 「効果的な発問の工夫」をテーマに,各校での実践事例を報告し,それをもとに協議を行う。
 その後,8月に行う「心の元気!1000人フォーラム」で行う模擬授業の資料 (小学校「二わのことり」中学校「傘の下」)で資料分析をし,発問を考える。

【発問を考える手順】

(1)場面構成の分析(場面数,登場人物の言動の基になる価値観など)
(2)中心発問の作成
(3)基本発問の作成
(4)多様な指導方法の吟味
(5)導入,終末の工夫

2 研究授業及び協議

学習指導案へ(PDF60.0KB)

授業者

中山由可 教諭・渡辺健治 教諭

学年

第1学年2組 38名

主題名

きまりの意義【4-(2)】

ねらい

校則違反だと知りながら,友だちの誘いに揺れ動く主人公の気持ちを考えさせることで,きまりの意義を理解し,進んできまりを守ろうとする態度を養う。

資料名

一粒のアメ(出典 道しるべ 正進社)

研究授業の様子1
ネームプレートで意思表示
研究授業の様子2
意思表示されたネームプレートを整理
研究授業の様子3
小グループでの協議

3 講義

講義資料へ(PDF87.5KB)

講義者

高知市立三里中学校教諭 島内啓介先生

高知市立三里中学校教諭 島内啓介 先生

演題

『道徳の時間の特質と授業づくり』
~生徒指導と道徳教育~

講義内容

1 道徳教育について

2 生徒指導(生徒理解)と道徳教育(道徳の時間)

3 道徳の時間で気にかけていること

(1)とにかくやろう (2)学年単位で行う
(3)生徒からの本音を引き出すように
(4)道徳の時間のルールを決める
(5)先生自身が楽しく (6)生徒と同じ目線で
(7)道徳の時間だけでなく,各教科など
(8)参観日には道徳の授業を
(9)伝えたいメッセージは伝える

4 まとめ

参加者の声

○同じ資料をもとに発問を考える演習は勉強になりました。資料の捉え方,中心にしたい所は微妙な違いがあり,練り上げるおもしろさを感じました。あらためて,このような活動を推進者として,本校の先生とやっているのだなあと思い直しました。
○授業からは,資料の選定(質と量)と中心発問の設定の大切さを改めて感じました。授業を見て気づけることを自分がやる前に気づいて授業に生かせるようにしていきたいです。
○島内先生の講義はとても分かりやすいお話でした。週1時間の道徳の時間だからこそ大切にして,何を共に考えていくのかを明確にし,生徒と楽しく学習している様子が伝わってきました。島内先生は,生徒に対する愛にあふれていました。
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