2018年3月2日
皆さんは、「ヘルプマーク」をご存じでしょうか? 「ヘルプマーク」とは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方など、外見からは分からなくても配慮や援助を必要としている方々が、周囲の方にそれをお伝えすることで、(周りの方からの)配慮を得やすくするためのマークのことです。
広島県はこれまでに画像のようなストラップを6,500個配布するなど、「ヘルプマーク」の普及促進に取り組んでいます。 また、障害のある方が災害や緊急時や日常生活で困ったときなどに、緊急連絡先や必要とする支援内容などを記載する名刺大・折りたたみ式の「ヘルプカード」もあります。
では、ヘルプマークを見かけたら、具体的にどのようにしたらいいのか、いくつか例をご紹介します。
席を譲るなどの配慮
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいらっしゃいます。 外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。
声をかけるなどの配慮
公通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいらっしゃいます。
安全に避難するための支援
障害などにより、状況把握が難しい方、自力での迅速な避難が困難な方がいらっしゃいます。
ご希望の方には無料で配布しており、ご家族や代理人の方の受け取りや、郵送での配布も可能です。 皆さんも、ヘルプマークを見かけたら、ご配慮をお願いします。
[配布窓口]
広島県 健康福祉局 障害者支援課、県内各市町の障害福祉担当課など
[お問い合わせ]
広島県 健康福祉局 障害者支援課
082-513-3157
ヘルプマークとヘルプカードについて - 広島県ホームページ
助け合いのしるし ヘルプマーク - 東京都福祉保健局 (外部サイト)