平和への思いを広島から発信!

2017年12月15日

国連軍縮会議の様子

11月27日~30日にかけて、核軍縮に関する会議が広島で開催されました。 その模様は既に多くのメディアで取り上げられ、平和への思いがあらゆる形で発信され、改めて核兵器の保有や核兵器禁止条約、地域安全保障等について、有識者による様々な議論が繰り広げられました。

核軍縮への「橋渡し役」を目指して

11月27日から28日にかけて開催された「賢人会議(※)」。 外務省主催で核保有国と非核保有国の「橋渡し役」を担うのが目的で、日本を含む9か国の有識者が参加しました。 この会議の創設を提唱した岸田文雄前外相は冒頭あいさつで、「『核兵器のない世界』の実現に向けた具体的な道筋について議論いただきたい」と、その想いを述べられました。

※ 核軍縮の実質的な進展のための賢人会議 (参考:外務省ホームページ(外部サイト))

27日の初会合では、8歳の時に被爆した小倉桂子さんご自身の体験や被爆者が抱える葛藤を委員の前で英語で証言し、次世代へ継承していくことの重要性を強調。

会議には、各委員ともできるだけ率直に議論したいとの思いで臨まれ、核兵器禁止条約を推進する立場や安全保障を重視する立場から様々な意見がありました。 また、核軍縮を進めるための提言の内容を巡っては、核兵器の役割や核抑止の目的について突っ込んだ議論も行われました。

2日間の「賢人会議」の日程を終えた記者会見で白石隆座長(日本貿易振興機構アジア経済研究所長)からは、軍縮を巡る現状については「(賢人メンバーの)誰も現状が素晴らしいと考えていない。何らかの形で良い方向に持って行きたいという点について広範な合意あった。」と総括。

各国の立場や考えは様々ですが、平和を願う思いは世界共通なのですね。

賢人会議委員の国名

核兵器のない世界の実現に向けた道のりとは?

国連軍縮会議の様子

11月29日から30日にかけては、国連が主催し、外務省、広島県、広島市が協力して「国連軍縮会議」を開催。 メインテーマは「『核兵器のない世界』の実現に向けて―共通目標の達成に向けた道のりの構築―」で、核兵器禁止条約の採択を受けた核軍縮・不拡散の現状と展望等について議論されました。 また、原爆死没者慰霊碑の参拝・献花や平和記念資料館の見学等、被爆の実相に触れ、平和への思いを共有し、核兵器廃絶に向けて取り組んでいく決意を新たにしていただきました。

広島から平和を発信!日本初開催のG20関係閣僚会議を誘致

記者会見の様子

「国連軍縮会議」の終了後には、湯崎県知事と松井広島市長が記者会見し、2019年の「G20関係閣僚会議」を広島に誘致する方針を発表! 20ヵ国・地域(G20)首脳会合の関係閣僚が被爆の実相に触れる機会となりそうです。 広島の地から、世界の政治リーダーが平和へのメッセージを発信することを期待しましょう!

国際平和拠点ひろしま構想 - 広島県ホームページ
核軍縮の実質的な進展のための賢人会議 - 外務省ホームページ
第27回国連軍縮会議の開催 - 外務省ホームページ
ひろしまジュニア国際フォーラムで平和へのメッセージを発信! - こちら広報課「今週のトピックス」
「ひろしまラウンドテーブル」を開催!! - こちら広報課「今週のトピックス」

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