2017年12月1日
県内の中山間地域を舞台に3月から多彩なイベントやプロジェクトを展開してきた「ひろしま さとやま未来博2017」が、11月26日(日)にフィナーレを迎え、そのクロージングイベント「さとやま3つ星未来フェスタ」には、約1万2,600人が来場しました。
会場の旧広島市民球場跡地では、県内19市町から計65ブースが出展し、神石高原町の神石牛サイコロステーキや安芸高田市のヤマメの塩焼き、呉市の蒸し焼きガキや庄原市の高野りんご等、地域の特産品や名物がズラリ! また、北広島町と比治山大学が協力してプロデュースしたシチューは、先着2,000名に100円で振る舞われ、おいしくて、あたたかいさとやまのフルコースを堪能頂きました。
また、新しい価値を生み出す取組を応援する「さとやま未来大賞2017 in ひろしま」では、山歩きや農作業など里山のあらゆるシーンで活用できる「もんぺ」の新しい着こなしを発信している北広島町の団体「もんぺる」が大賞を受賞。 「もんぺでくらす、あそぶ、はたらく」をテーマとしたファッションショーも開催しました。
中央のステージでは「さとやま未来博 勝手に応援隊」の「まなみのりさ」が、「3つ星ダンス」を地域の方々と一緒に踊るために、県内を走り回ったキャラバンについて、その思い出を披露! その他にも、子ども神楽の上演やトークセッション、STU48のパフォーマンスもあり、多くの来場者がステージに詰めかけました。
「ひろしま さとやま未来博2017」のシンボルプロジェクトのひとつ、「さとやまソーシャルライド」は県内の中山間地域19市町と島根県に設定された380か所のログスポットを巡り、専用アプリを使ってSNSに投稿しながら、さとやまの魅力を拡散する新感覚のサイクリングプロジェクトです。 クロージングイベント当日には総合順位の男女第1位から第3位や広島マイスター賞の表彰も行いました。
閉幕セレモニーでは、みんなで「3つ星ダンス」を踊り、その後、参加した市町や様々な団体が、今回新たに生まれたことや魅力を語り合い、小学生達は「さとやま未来宣言」を発表し、「さとやまの未来を創るのは私たちです」と力強く宣言しました。
さとやまの魅力が再発見された未来博。 各種プロジェクトやイベントは、これで終了するのではなく、未来へと引き継いでいく必要があります。 広島県はこれからも、ニッポンの見本になるような、中山間地域の取組や、さとやまを盛り上げていくような志を持った多くの方々を応援し続けます!
ラストスパートキャラバンの思い出を語る「まなみのりさ」
神楽衣装の着用体験
さとやま3つ星マルシェ