「ひろしまラウンドテーブル」を開催!!

2017年8月4日

ひろしまラウンドテーブル ポスターイメージ

人類史上初の原子爆弾によって破壊された日から、今年で72年が経過しようとしています。

広島県は、そこから復興した地として広島が果たすべき使命と役割を、平成23年に「国際平和拠点ひろしま構想」にまとめ、核兵器のない平和な国際社会の実現に向けて、包括的な取組を行っているところです。

その取組の一環として、今年5月には、湯崎知事が欧州を訪問し、ウィーンで開催されたNPT(※1)運用検討会議準備委員会に併せて、広島県主催の核軍縮に関するシンポジウムを開催しました。 そこでは、広島県の平和の取組の発信や核軍縮の進展に向けた働きかけ等を行いました。

また、ローマ法王への広島訪問要請や、研究機能の強化を図るため、平和に関する世界的な3研究機関[国連軍縮研究所(UNIDIR)・オスロ平和研究所・ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)]と連携協定を締結しました。

知事の欧州訪問の結果についてはこちら

8月6日を目前に控えた8月1・2日には、日・豪・中・韓・米の核軍縮・国際関係の専門家・実務家が集う、「ひろしまラウンドテーブル」を開催しました。 「ひろしまラウンドテーブル」とは、「国際平和拠点ひろしま構想」に掲げる「核兵器廃絶のロードマップ支援」の具体化に向けて開催する東アジアの核軍縮・軍備管理に焦点を当てた多国間協議で、平成25年度から開催しています。

「ひろしまラウンドテーブル」の様子

今年は連携協定を締結した3研究機関のうち、UNIDIRとSIPRIからの研究員を含めた、国内外の第一線で活躍する有識者が広島に集まり、核兵器国と非核兵器国の間の溝を埋めるための方策や北東アジアの非核化等をテーマに意見交換を行いました。

議長の藤原 帰一氏 (東京大学大学院教授)からは、「核兵器国と核の傘に依存する国が、核軍縮を具体的に進めるための会議を広島で開催してはどうか」といった提案や、「核兵器・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対応」などについて議論があったとの報告がありました。 議論の成果は「議長ステイトメント」として、今後公表する予定です。

その後、広島国際会議場では「核兵器に頼らない安全保障の構築に向けて」と題した国際平和シンポジウムを行い、パネリストには藤原氏を始め、 SIPRIのシビル・バウアー氏やUNIDIRのジョン・ボリー氏などにも登壇し、核兵器廃絶に向けた取組について意見交換を行いました。

今年もまもなく広島にとって特別な日である8月6日を迎えます。 原子爆弾の投下という惨劇が二度と繰り返されないよう、平和な国際社会の実現を祈って、午前8時15分に黙とうをし、皆さんも平和について考えてみませんか?

※1 NPT:核兵器不拡散条約のこと。5月2日より12日まで,国連ウィーン本部において2020年NPT運用検討会議第1回準備委員会が開催された。岸田外務大臣等も出席。

国際平和拠点ひろしま構想 - 広島県ホームページ

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