ローマ法王の広島訪問は、38年ぶり
ローマ法王フランシスコ台下が、11月23日(土)から11月26日(火)まで訪日し、広島と東京、長崎を訪問することが決定しました。 広島訪問は、11月24日(日)の予定。 県内や国内だけでなく、世界中から注目が集まる日になりそうです。
ローマ法王の広島訪問は、ヨハネ・パウロ2世に続き、38年ぶり2度目です。 1981年に広島を訪れたヨハネ・パウロ2世台下は、平和記念公園で日本語を交えながら「戦争は人間のしわざです」から始まる平和アピールを行いました。 この一文を含む平和アピールの一節が刻まれた記念碑は、広島平和記念資料館東館1階ロビーに設置されています。 今回、フランシスコ台下が被爆地広島でどのようなメッセージを発信するか、注目が集まっています。
広島県は、世界で最初の被爆地として、平和に関する資源が集まり、平和のための活動が効果的に生み出され、核兵器のない平和な世界の実現が着実に進められるよう、2011年から「国際平和拠点ひろしま構想」を掲げ、取り組んでいます。
この10月には、核兵器廃絶や平和構築に関する取組の情報発信拠点として「国際平和拠点ひろしま」ウェブサイトも開設しました。 サイト内では、平和な国際社会に向けた取組などを紹介。 また、都合の良い時間・場所で自由に学べるオンライン講座「広島から平和を考える」も開講しています。
ローマ法王の広島訪問を歓迎するため、広島県では県民の皆さんなどからいただいた写真を元に「モザイクアート」を制作し、ローマ法王にお渡しする予定です。 皆さんもこの取り組みに参加し、ローマ法王に歓迎の想いを伝えませんか? (メッセージ写真の応募は11月14日までです。)
参加方法は簡単!
※ なお、歓迎メッセージは日本語(アルファベット可)のみです。
※ 写真は著作権 (アニメキャラクター等)、商標権、肖像権など第三者の権利を侵害せず、第三者の同意・許可を得て投稿しなければなりません。
そのほかの注意事項は「国際平和拠点ひろしま」ウェブサイトをご確認ください。
ローマ法王の広島訪問は、核兵器廃絶や国際平和を考え、願う人々が増えるきっかけとなると思います。 私たちにもできることがきっとあるはず。 まずは、平和について学び、考えることから始めませんか?
38年ぶりにローマ法王が広島へ。歓迎のメッセージを送ろう! - こちら広報課「今週のトピックス」
国際平和拠点ひろしま (外部サイト)
オンライン学習講座「広島から平和を考える」受講者募集 - 国際平和拠点ひろしま (外部サイト)
特集「平和」 - 月刊こちら広報課 (2019年9月号)