月刊こちら広報課 2019年10月号

今月の注目数字

牡蠣の年間消費量は、1人当たり13.7個

白いカキフライ

広島県が誇る特産品「牡蠣」。 10月に入り、皆さんのご家庭や飲食店などでも口にする機会が増えてくる時期ではないでしょうか。 今月の「注目数字」では、牡蠣に関する「ちょっと意外な」数字もご紹介しつつ、「広島を世界一おいしく牡蠣が食べられる街」にするプロジェクトをご紹介します。

生産量も消費量も日本一!だけど…

焼き牡蠣

牡蠣の生産量は、2016年に17,294トン (むき身) を記録。 2位の岡山県 (3,436トン) を大きく引き離して1位となっており、県別の生産割合でも6割以上を占めています。 加えて、県内の年間消費量 (2018年) は1人当たり13.7個。牡蠣好きな人からすると少ないように感じるかもしれませんが、実は全国平均は5.4個で、その2倍以上を食べていることになり、こちらも日本一を誇っています。

※ 総務省統計データを基に算出。牡蠣(まがき・むき身)1個を15gとして計算。

ところが、気になるデータもあります。 今年、広島県が県民の方々 (300人) に行ったインターネット調査では、「あなたは、地元の牡蠣が日本一おいしいと思いますか」という質問に対して、「そう思う」、「ややそう思う」と回答した人が73.3%に上った一方、「あなたが広島観光で最もおすすめすることを一つ選んでください」という質問では、「牡蠣を食べる」と回答した人は1.7%にとどまってしまったのです。

※ その他の回答:「お好み焼きを食べる」15.7%、「原爆ドーム/平和公園を見に行く」15.3%、「あなご飯を食べる」3.0%、「もみじ饅頭を食べる」1.3% など

そこで、広島県では、県民の方々がより牡蠣をおすすめしたくなるよう、特産品の牡蠣を「アップデート」するプロジェクトに取り組みます。

この秋、「牡蠣食う研」が始動!

牡蠣食う研

広島県は、牡蠣の生産量も1人当たりの消費量も日本一と、まさに「牡蠣の王国」です。 そこで、2017年度からこの「牡蠣」に注目した観光プロモーション「カンパイ!広島県!牡蠣ングダム」をスタート。 多様な牡蠣料理をつまみながら県内の飲食店を巡る「広島はしご牡蠣」を提唱しています。

広島はしご牡蠣 (外部サイト)

そして、日本一の牡蠣をさらに楽しんでもらうため、「広島を世界一おいしく牡蠣が食べられる街」にするため、この9月に新たなプロジェクトがスタート。 その名も「牡蠣食う研」。 生産者や料理人、バーテンダー、焼きの名人など、牡蠣を愛するスペシャリストが集結。 それぞれの立場から、牡蠣をよりおいしく食べるための研究に取り組んでいきます。

牡蠣食う研 (外部サイト)

研究の第1弾は、なんと「白いカキフライ」! カキフライと言えば、県内では家庭料理として馴染みが深く、「広島でおいしいカキフライのお店を教えて?」と聞かれてもなかなか答えられない、という方も少なくないのではないでしょうか。 牡蠣食う研では、驚くほどおいしい「異次元のカキフライ」の開発を目指し、伝説の揚げ師こと三谷成藏さん (広島県福山市出身・とんかつ「成蔵」店主) が「白いカキフライ」プロジェクトに挑んでいます。 今後、広島県内の飲食店で提供される予定ですが、その取り組みの様子を、「牡蠣食う研」サイトにてドキュメンタリー的に紹介していきます。 ぜひ、ご覧ください。

その他にも、「広島の“生食カルチャー”を進化させて、みんなに『広島の牡蠣は生で食べても最高!』って言わせたい」や「牡蠣もレモンも名産で、しかも相性がいい―だったら牡蠣に合う究極のレモンサワーを作っちゃおう!」といった研究も行われる予定とのこと。 どのような成果が見られるのか、今から待ち遠しいですね。

牡蠣食う研 記者発表の様子

生産量も1人当たりの消費量も日本一の牡蠣。 広島県の特産であることは疑いようもないですが、改めて「観光客におすすめする」ために、牡蠣食う研の取り組みを通じて、牡蠣の魅力を磨き上げていきます。 皆さんも、この新たな牡蠣の魅力を、まずはご自身で体験、体感していただき、県外からお越しになる方々にお伝えいただければと思います。

関連情報

牡蠣食う研 -広島を世界一おいしく牡蠣が食べられる街へ- (外部サイト)
広島はしご牡蠣 (外部サイト)
カキ、食べ行こう! ~カキにまつわるエトセトラ~ - こちら広報課「今週のトピックス」
ひろしま県民LIVE!『カンパイ!広島県 牡蠣ングダム!』 - ひろしまけんインターネットチャンネル

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