平成最後の年の瀬・1年を振り返って ~知事が選ぶ今年の漢字は「興」~

平成最後の年の瀬ですね。 皆さんにとってはどのような年でしたか? 今年一年の世相を表す「今年の漢字」は「災」が選ばれました。 広島県においても、「平成30年7月豪雨」により、忘れることのできない大きな被害がもたらされた一年でした。 その一方で、2月の平昌五輪に始まり、国内外、そして県内でもスポーツ等に関連した明るいニュースもありました。 そうした中、知事が選んだ今年1年間を表す漢字は「興」です。

「興」の文字を掲げる湯崎知事

復興の「興」

「平成30年7月豪雨」の発生と、災害からの復旧・復興

2018年7月、県内各地は観測史上初となる記録的な豪雨に襲われ、戦後最大級の被害がもたらされました。 県内各地で土砂災害や河川の氾濫が多数発生し、113名 (※) もの尊い命が奪われ、未だ5名が行方不明となっています。 また、約1万5千棟にものぼる家屋が被害を受け、道路や鉄道の寸断、広範囲にわたる水道の断水など、県民生活や経済活動の基盤となるあらゆるインフラにも多大な被害が生じました。

※ 死亡には災害関連死として認定の4名を含む。(2018年12月28日14時時点)

施策展開の4つの柱「安心を共に支え合う暮らしの創生」「未来に挑戦する産業基盤の創生」「将来に向けた強靭なインフラの創生」「新たな防災対策を支える人の創生」

この未曽有の大災害からの復興に向け、県はもとより、現在も県民の皆さん、関係者の方々が一丸となって取り組んでいます。 県では、復旧はもとより、広島県をさらに発展させるスタートとして9月に『復旧・復興プラン』を策定し、12月26日には進捗状況を公表しました。 単なる復旧ではなく、被災前よりよい状態に力強く押し上げるため、「創造的復興による新たな広島県づくり」に、新年も全力で取り組んでいきます。

関連トピックス

3連覇が決まり、カープファンで溢れかえった本通商店街

興奮の「興」

広島に元気を届けたスポーツの力

災害で甚大な被害のあった中、多くの県民の皆さんに勇気と希望、元気を与え、今年も広島を熱くさせてくれたのはスポーツの力ではないでしょうか。 広島東洋カープのリーグ三連覇、サンフレッチェ広島の優勝争いなど、多くの人が興奮させられたことでしょう。 つい先日はJTサンダーズの全日本バレーボール選手権大会優勝という、うれしいニュースも入りました。 中国電力によるとカープによる経済効果は過去最高の356億円 (H28年は353億円、H29年は351億円) と、経済面でも広島を盛り上げてくれました。

FISEワールドシリーズ広島2018の様子

また、広島県では今年、4月に日本初開催された都市型スポーツの世界大会「FISEワールドシリーズ広島 (2019年も開催決定!)」にはじまり、9月の「花キューピットオープン ジャパンウイメンズオープンテニス2018」、10月の「2018ハンザクラスワールド&インターナショナルチャンピオンシップ広島大会」「サイクリングしまなみ2018」と、国際的なスポーツ大会が多く開催されました。 さらに、2020年オリンピック競技大会に向け、県内でメキシコ選手団合宿を受け入れるなど、スポーツの分野で世界から大きな注目を集めました。

廿日市市にキャンプインしたメキシコ柔道チーム

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霧の海から見える日の出(三次市)

2019年に向けて

県では、まずは被災者の生活再建に最優先で取り組み、一日でも早く日常の生活を取り戻していただけるよう、一人ひとりに寄り添った支援を進めます。

また、平成から新たな時代へと変わる転換点でもある2019年は、4月に開校する広島叡智学園を中心とした「学びの変革」の推進や、子供たちが朝食を食べられる仕組みづくりによる、全ての子供たちが夢を育むことができる社会づくり等により、時代を切り開き、変化にしなやかに対応できる人づくりを進めます。 また、AI/IoT等の新たなデジタル技術革新への対応などを進めることで、皆さんの「欲張りなライフスタイルの実現」を推進していきます。

関連トピックス(今週のトピックス)

さて、皆さん今年も「こちら広報課」を読んでいただきましてありがとうございました。 2019年も、皆さんに広島の魅力や県の進める様々な取組をより楽しく、よりわかりやすくお伝えしていこうと思います。 来年も、どうぞよろしくお願いします。それでは、よいお年を!