環境ホルモン:「内分泌かく乱化学物質」の通称名で,動物の生体内に取り込まれた場合に,本来,その生体内で営まれている正常なホルモン作用に影響を与える外因性の物質。環境中に存在するいくつかの化学物質が,動物の体内のホルモン作用をかく乱することを通じて,生殖作用を阻害したり,悪性腫瘍を引き起こす等の悪影響を及ぼしている可能性があると指摘されている。