第2章 環境の現状及び環境の保全に関する施策



第3節 ≪参加≫みんなの参加により環境をはぐくむ広島

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 今日の環境問題を解決していくには,県民・事業者・行政などあらゆる主体の一人ひとりが,それぞれの環境保全における役割の重要性を認識し,自主的・積極的に環境に配慮した活動を進めていくことが重要である。

(1)環境保全に向けた率先的取組の推進
 県内の社会経済活動に大きな位置を占めている県自らが,事業者・消費者としての立場から率先して温室効果ガスの排出を抑制したり,省資源・省エネルギーへの取組を強化するため,「広島県地球温暖化対策実行計画」を策定(平成12年3月)し,電気使用量の削減や,再生コピー用紙使用率の向上など,具体的な取組を進めている。

(2)自主的な活動の支援
 「環境にやさしいひろしま県民会議」や「ひろしま地球環境フォーラム」が行う自主的な取組の支援等環境にやさしい県民運動の展開
 環境保全アドバイザーなど指導者の育成
 環境保全活動の顕彰  等

環境にやさしいひろしま県民会議


(3)環境保全思想の普及啓発・環境教育の推進
 環境保全行事の実施
 体験型環境学習の推進
 総合環境学習ゾーン・モデル事業の推進
 学校教育・社会教育・生涯学習における環境教育・学習の推進

環境の日,環境月間
1972年6月,国連人間環境会議がスウェーデンのストックホルムで開催され,「人間環境宣言」が採択された。
国連では,この会議を記念して毎年6月5日を「世界環境デー」としている。
我が国では,環境基本法において,6月5日を「環境の日」と定め,また6月を「環境月間」として設定して,事業者及び国民の間に広く環境保全についての関心と理解を深めるとともに,積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高める各種事業を実施している。
13年度のテーマ: 「時代が変わる 私が変わる 環境世紀の幕開けです」