@ 循環型社会システム推進事業 |
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21世紀において,本県が持続的に発展し,環境と調和のとれた活力ある広島を築いていくため,リサイクル施設の整備など,環境への負荷の少ない社会システムの拠点づくりや,環境にやさしい事業活動の促進など,資源循環型社会の形成に向けた施策を推進する。
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ア |
循環型経済拠点形成の促進(「びんごエコタウン構想」の推進)
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イ |
福山リサイクル発電事業
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ウ |
ゼロエミッションの普及促進(「ひろしま地球環境フォーラム」等が行うLCA導入促進事業等への支援)
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A 有害化学物質環境リスク低減対策 |
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ダイオキシン類や環境ホルモンなど多種多様な化学物質による人の健康や生態系への影響が懸念されている。このため本県の地域特性を踏まえた環境リスクの管理・低減の仕組みづくりなど,総合的な化学物質対策を推進する。
■有害化学物質環境リスク低減対策の体系
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B 地域環境保全の推進 |
ア |
道路交通騒音対策
県の法定受託事務として新設された自動車騒音の常時監視について,新たな環境基準に対応した監視体制の整備及び測定評価を行う。
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イ |
第5次水質総量削減計画の策定
海域の汚濁に関与する窒素及び燐も含めた総合的な汚濁負荷量の削減対策が必要なことから,新たに窒素及び燐を併せた第5次水質総量削減計画(目標年次:平成16年度)を策定する。
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C 地球環境の保全対策 |
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地球的規模の環境問題の中でも,地球温暖化の問題は早急に対策を講じなければならない重要な問題である。このため,地球温暖化対策推進法の円滑な実施を図り,県民・事業者・行政等の各主体での温室効果ガス排出量削減に関する取組みを推進する。
ア 地球温暖化対策実行計画の推進等
イ 県内CO2排出実態調査事業
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D 瀬戸内海の環境保全・創造対策 |
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瀬戸内海の海域環境を健全な状態に保全・修復し,優れた環境を後代に継承していくため,基本的な指針となるプランの策定や,環境修復技術の研究,地域間連携の強化など瀬戸内海の環境保全・創造に向けた施策を推進する。
ア 広島県瀬戸内海環境保全・創造プラン策定事業
イ 底質改善技術調査研究事業
ウ 瀬戸内海広域連携推進事業
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【平成12年度の検討方針】
○ 検討体制
・ 検討委員会の設置(学識経験者等9名で構成)
・ 庁内連絡会議の設置(関係18課室で構成)
・ 意見交換会(ワークショップ)の開催
・ インターネットを利用したパブリックコメントの募集
○ 検討内容
・ ゾーニング案の検討
・ 各ゾーンにおける施策の明確化
・ プラン推進方策の検討 |
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E 廃棄物総合対策 |
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廃棄物の処理に係る安全性・信頼性を向上させ,生活環境の保全や産業活動の健全な発展を図るため,廃棄物処理体制の整備,適正処理の確保に向けた施策を総合的に推進する。
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ア |
一般廃棄物処理広域化の推進
ごみ処理施設の集約化を促進するため,各広域ブロック協議会に対し指導・助言を行う。
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イ |
産業廃棄物対策
最終処分場の延命化,ダイオキシン類の排出削減,不法投棄の防止のため,産業廃棄物の排出抑制,適正処理を総合的に推進する。
また,公共関与による新規廃棄物処分場の整備を推進する。
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ウ |
生活排水処理対策の推進
生活排水対策として,合併処理浄化槽の設置整備を促進し,公共用水域の水質保全を図る。
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